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目の下にクマができる原因は?美容鍼の効果も徹底解説!

2019.03.27

Contents

目の下にクマがあると、顔が疲れて見えたり老けて見えたりします。コンシーラーなどで隠せる場合もありますが、できればクマを作り出している原因から解消して、美しい素顔を手に入れたいですよね。ここではクマができる原因と、解消法について解説します。

クマは3種類のタイプがあります

目の下にクマができる原因は様々ありますが、実は原因によって、クマの色がやや異なります。ここではクマの種類とその見分け方について解説していきます。

血行不良が原因でできる青クマ

顔の表面には無数の毛細血管が張り巡らされているのですが、特に皮膚の薄い目の周りは血液の色が透けて見えやすいです。血行がいいと問題ないのですが、冷えやストレスなどで血液の流れが滞ると青っぽいクマができるようになります。

これは血液の色の変化が影響しています。体中の組織に酸素を届ける役割をしている血液は、酸素を運んでいる時は美しい赤色をしていますが、酸素を手放して二酸化炭素を運ぶときは暗い赤色へ変色します。血行不良によって血液が長く目の下にとどまっていると、その間にどんどん酸素が吸収されてしまい、血液が暗い赤色に変色して青クマを作り出します。

色素沈着が原因でできる茶クマ

紫外線を浴びると肌の中のメラニンという組織が刺激され、黒褐色の色素が肌の中にできるようになります。通常であれば、肌の細胞が生まれ変わるときに色素の濃い細胞も剥がれ落ちていくはずなのですが、ターンオーバー(肌の細胞の生まれ変わりの周期)の乱れなどで古い角質が肌の表面に留まるようになると、色素沈着を引き起こしてしまいます。目の下が茶色っぽく見える茶クマは、この色素沈着が原因です。過剰なクレンジングなど、肌に強い刺激を与え続けても色素沈着を引き起こすことがあります。

たるみが原因でできる黒クマ

肌の土台を支えているコラーゲンやヒアルロン酸などの物質は、加齢とともにどんどん減っていきます。土台から崩れた肌はハリを失い、皮膚がたるむようになると、当然下まぶたも一緒に垂れ下がってしまいます。そして垂れ下がった下まぶたが影を作り、黒っぽい色のクマを作り出すのです。

また、目の下にある「眼窩脂肪」という脂肪も、加齢とともに前方に押し出されるようになります。前方に押し出された脂肪のために、やはり目の下に黒い影ができ、黒クマを作り出す原因となります。

あなたのクマはどれ?クマのタイプの見分け方

効果的にクマを消すためには、クマを作り出している原因を見極める必要があります。

手で目尻を外側に優しく引っ張ってみてください。目の下の皮膚が引っ張られたときでも、クマの位置が動かない、もしくは少し薄くなるけど消えないのであれば、それは青クマです。

目尻を引っ張った時にクマの位置も一緒に動くなら、それは皮膚に色素沈着が起こったことによる茶クマでしょう。茶クマは皮膚を引っ張っても色が薄くなることはありません。また、上を向いた時にクマが消えたように見えるなら、それはたるみが原因で目の下に影を作っている黒クマになります。

青クマと茶クマはファンデーションを塗った時に目立たなくなりますが、黒クマはファンデーションを塗っても変わらない、という特徴もあります。

ただし、複数の原因が重なって現れるクマもあるので、目元のクマをしっかり解消するためには、包括的なケアをすることが重要です。

青クマの原因である血行不良を解消するには

血行不良を解消するためにはいくつかの方法があります。どれも自宅でできるものなので、できる範囲で生活の中に取り入れてみて下さい。

半身浴で内側から温まる

38〜40℃くらいのぬるめのお湯に、20分〜30分を目安に浸かります。体が内側から温まり足先まで血行がよくなるので、時間があるときはぜひ試してみてください。入浴前にしっかり水分をとっておくとデトックス効果も得られるのでおすすめです!

食生活に生姜を取り入れて

体を温めてくれる食べ物の代表「生姜」。胃腸の活動を整えてくれる効果もあります。生のまま食べるよりも熱を加えたほうがより効果的なので、煮物・焼き物などにぜひ取り入れてみてください。

適度な運動を

筋肉を動かすと血液の流れがよくなります。普段エスカレーターを使っている方は階段を使ったり、通勤時に1駅分歩いてみたりして、できるだけ体を動かすように心がけましょう。ウォーキングなども効果的なので、時間の取れる方はぜひ!

茶クマの原因である色素沈着を解消するには

茶クマができる原理はシミと同じです。そのため一度できてしまったものを消すことは難しいのですが、 きちんとケアをすることで、さらなる悪化を防ぐことができます。

美白ケアをしっかり

メラニン対策には、美白成分が配合された美容液やクリームがおすすめ。世の中にはたくさんの美白美容液や美白クリームがあるので、ぜひ自分に合ったものを見つけて下さい。価格帯にかなりバラつきがありますが、効果の高いものを一時的に使うよりも、毎日継続して使った方がいいので、無理なく続けられるものを選ぶといいですよ!

紫外線対策は入念に!

お肌に大きなダメージを与える紫外線は、曇りの日でも冬の寒い日でも、一年を通して降り注いでいます。「今日は曇ってるからいいかな。」と油断していると茶クマを悪化させる原因に。外出する際は必ず日焼け止めを塗る習慣を身につけておきましょう。

ピーリング

ターンオーバーの乱れなどで古い角質が肌の表面にたまるようになると、メラニン色素の排出もうまくできなくなります。ピーリングで古い角質を取り除いてあげると、顔のくすみが取れ肌色が明るくなるだけでなく、茶クマ解消の効果も見込めます。

黒クマの原因である肌のたるみを解消するには

黒クマは、自宅ケアだけで改善することができない上、コンシーラーなどで隠すことも難しい厄介なクマです。黒クマをしっかり解消したいという方は、できれば専門家に相談したほうがいいと思います。自宅でできるお手入れについては、あまり効果があるわけではないのですが、やらないよりはやるほうがいいですので、日々のお手入れに取り入れてみてください。

タンパク質をしっかり摂る

プルプルとしたハリのあるお肌を保つためには、ヒアルロン酸やコラーゲンの存在が不可欠ですが、これらは加齢とともに減少していきます。量が減っていくだけでなく、それらを作り出す力も弱まってしまうのです。

一度減ってしまったヒアルロン酸やコラーゲンを元に戻すことは難しいですが、ヒアルロン酸やコラーゲンはタンパク質からできていますので、日々の食生活でしっかりタンパク質を摂ることを心がけましょう。

むくみを解消する

顔にむくみがあると、血流が悪くなるために老廃物が溜まりやすくなります。そうするとたるみをさらに悪化させてしまうので、睡眠時間をしっかり取る、きちんと湯船に浸かる、塩分を控えるなどしてむくみを解消してあげましょう。

目元の筋肉を鍛える

お肌のたるみは真皮層にあるコラーゲンやヒアルロン酸の欠乏が原因ですが、筋肉を鍛えることでたるみを軽減させることができます。様々なエクササイズがあるので、日々のお手入れの中に取り入れてみてはいかがでしょう。目を右回りに3回、左回りに3回大きく回すだけでも目元のエクササイズになるので、ぜひ空いた時間を見つけて試してみて下さい!

クマの改善には美容鍼も効果的!

美容鍼とは

東洋医学の「鍼灸」をベースにした美容鍼は、顔を中心に鍼をすることで、リフトアップ、美肌効果、アンチエイジングなどの様々な効果が得られる美容法です。体が本来持つ力を引き出すことで肌トラブルを解消するため、副作用が少なく、気軽に施術が受けられるとして、芸能人の方もたくさん通われています。

得られる効果

クマの大きな原因は上記でご説明した通り、血行不良と色素沈着、それから肌のたるみの3つです。美容鍼はこの3つの原因にまとめてアプローチできるのです。

鍼でツボを刺激すると、体は鍼を異物として認識し、異物を体外へ追い出そうとして血流が良くなります。また、お肌のハリを保つために重要な、コラーゲンやヒアルロン酸などの美肌成分から成る真皮層を、鍼でダイレクトに刺激することにより、それらの成分の分泌も促進してくれます。その結果、新陳代謝が活発になり、たるみの解消へと繋がっていくのです。詳しくは『気になる顔のたるみ、美容鍼で改善できる?効果はどのくらい?』に書いてありますので、そちらの記事もぜひ合わせてご覧ください。

ちなみにクマは3種類に分けられますが、どれか1つだけが存在しているというより、複数のクマが組み合わさって存在していることも多いです。問題にまとめてアプローチできるのは美容鍼ならではですので、ぜひ試してみて下さい。

目の下に鍼をするのが怖い方へ

顔に鍼をすることに抵抗がある方もいらっしゃると思いますが、美容鍼では髪の毛ほどの極細鍼を使用します。そのため、痛みを感じることはほぼありません。いつ鍼をされたのか気付かなかったという方も多く、施術中にウトウトと眠ってしまわれる方もいらっしゃいます。

心配な方は『話題の美容鍼、気になるけどちょっと怖いという方へ』の記事も合わせて読んでみてください。

最後に

顔が疲れて見えたり、老けて見える原因になる目の下のクマ。きちんと原因を把握してしっかりケアをすれば改善することもできます。クマを解消して、明るい肌色を手に入れましょう!

 

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