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老け顔の原因となるしわ対策、美容鍼でできることとセルフケアについて

2019.03.29

Contents

眉間や目尻、頬のしわが目立ってくるとそれだけで老けて見えてしまうものです。しわ対策には、毎日コツコツとセルフケアが欠かせません。また、根本からケアしたいなら「美容鍼」を利用するのも1つの方法です。ここではしわの種類と対策、美容鍼でできることとセルフケアについて解説します。

しわの種類は1つじゃない

肌は3つの層からできています。表面が「表皮」次に「真皮」次に「皮下組織」で構成されています。皮下組織の奥には表情筋があります。しわは、個人によって現れる場所や原因が異なるのと、しわの種類によっても対策が異なります。具体的な対策を知る前に、まずはしわの種類を理解しておきましょう。

 

乾燥じわ

表皮の乾燥によって現れる細かいしわ。別名「ちりめんじわ」とも呼ばれます。顔のなかでも比較的皮膚の薄い目元や口元に表れやすいのが特徴です。若い人でも、乾燥肌の人は乾燥による小じわが目立つことがあります。

 

紫外線しわ

紫外線によって真皮がダメージを受けてできるしわです。真皮ではコラーゲン繊維が網目のように張り巡らされており、それをエラスチンという物質が支えることで肌のハリが保たれています。しかし紫外線を浴びると真皮層のコラーゲン繊維やエラスチンが破壊され、支える力を失って肌の弾力が失われ、たるんだり、しわができてしまうのです。

 

表情じわ

笑ったり怒ったりして表情が変化するとき、眉間や目尻などに現れるしわを表情じわといいます。本来は一時的なもので表情を変えると元に戻ります。しかし、加齢などで肌の弾力が失われることでしわが深く刻まれた状態になります。

 

乾燥じわができるまで

肌の表皮層は「角質(かくしつ)層」「顆粒(かりゅう)層」「有棘(ゆうきょく)層」「基底(きてい)層」から構成されています。一番外側の角質層の厚さは平均約0.02ミリといわれて非常に薄いです。角質層は、「バリア機能」と「保湿機能」2つの役割があります。バリア機能は、空気中にまっているほこりや菌を肌内部に侵入するのを防ぐ役割があります。保湿機能は、皮膚の水分が必要以上に蒸発するのを防ぐ役割があります。この保湿機能が低下することで皮膚の水分が失われ、表皮が乾燥し乾燥しわとなります。

 

紫外線しわができるまで

真皮は表皮の内側にあり、肌の大部分を占めています。上述したように真皮はコラーゲンやエラスチンなどにより、肌全体のハリを保つ働きがあります。紫外線以外にも加齢などが原因で、真皮層のコラーゲン繊維やエラスチンが破壊されて肌弾力が失われることでしわができる原因となります

 

しわができる主な原因

加齢

加齢によって皮膚にはさまざまな変化が生じます。変化は表面だけでなく、目には見えない皮下脂肪は減少して、下垂します。一般的に、加齢が進むと頬の皮下脂肪が下垂してたるんだり、口のまわりの脂肪が減少しこけたような印象になり、しわの溝も深くなることがあります。

 

また、年齢とともに水分保持力も低下し、乾燥しやすくなることもしわの原因になります。さらに女性ホルモンの一種であるエストロゲンの減少により、肌のハリを維持するコラーゲンの生成も減るといわれています。

 

乾燥

乾燥によって肌表面の水分が不足すると、キメが乱れて縮んだ状態になります。ハリも失われ、しわが目立ってきます。また、喫煙者はニコチンの作用で血流が悪くなり、体の内側からも水分が不足してしまうので、乾燥じわができやすいといわれています。

 

紫外線によるダメージ

紫外線は、波長の長さに違いがあり「A波」「B波」「C波」の3つに分けられます。そのなかでC波はオゾン層によってブロックされ地表には届きませんが、A波とB波の一部は地表に届き、私たちの肌にも影響を与えます。

 

A波は「生活紫外線」ともいわれ、雲や窓ガラスも通り抜ける特徴があります。曇っていても、屋内にいても、A波から完全に逃れることは難しいといえます。A波は、肌の表皮だけでなく真皮にも到達し、コラーゲン繊維やエラスチンを壊してしまうので、肌のハリが失われる原因になります。

 

B波の一部は「レジャー紫外線」とも呼ばれますが、主に屋外での日焼けの原因となります。

 

紫外線を浴び続ける環境にいると、そのダメージは蓄積され、長い期間をかけて徐々にしわやシミ、肌のたるみを引き起こします。

 

表情のくせ

喜怒哀楽を表現するときの表情筋は全部で30個ほどあるといわれています。人それぞれ各表情筋の使い方は異なり、個人のくせがあります。同じ表情を繰り返すことにより、表情筋の上にある脂肪と皮膚が伸びたり縮んだりして徐々にしわが定着していきます。特におでこや眉間、目尻などには表情じわができやすいといえます。

 

表情筋は、体の筋肉と同じで、使っていないと衰えます。表情筋は、普段30%しか使われていないともいわれているため、日頃から動かすことを意識しなければ加齢とともにどんどん衰えてしまいます。表情筋が衰えると、その上にある皮膚にも影響が出ます。口角が下がり、輪郭がたるみ、ほうれい線が目立つようになってしまうだけでなく、顔の血流が悪化し、肌に十分な栄養を届けることができなくなってしまいます。

毎日行いたいしわのセルフケア

しわの中でも表皮に現れる乾燥じわはセルフケアでも緩和することができます。

ここでは、自宅でできるしわ対策を紹介します。

保湿

しわ対策には、保湿は必須です。

 

特に、乾燥じわは保湿を丁寧に行うことで気にならなくなることもあります。

 

乾燥している肌は、水分不足の状態になっているので保湿クリームや美容液をいくら塗っても、意味がありません。まず、しっかりと化粧水で肌を潤してから、化粧水の蒸発を防ぐために保湿クリームや美容液の油分が多く含まれているものを重ねて塗りましょう。化粧水→保湿クリーム→美容液という3つの工程を丁寧に行うこと、それでも乾燥が気になる人はオイルを最後に加えると良いです。

 

また、乾燥肌がひどい場合は、朝と夜のダブル洗顔も乾燥の原因となることがあります。一度自分の肌を注意深く観察し、必要があれば中止しましょう。

 

紫外線予防

紫外線は、夏だけでなく、一年中地表に降り注いでいます。特に3月頃から紫外線の量は増加しはじめ、5月頃には真夏と変わらない量になります。太陽が雲に隠れて、涼しくなってからも油断せず、日焼け止めなどの紫外線ケアは欠かさずに行いましょう。

 

また、上述したように紫外線は波長の長さによって3種類に分けられますが、中でもA波は窓ガラスをすり抜けてしまうので注意が必要であるといえます。たとえ室内にいてもすこしずつ肌にダメージを与えていきますので、室内にいても日焼け止めは塗りましょう。日焼け止めは汗をかいたり、服との摩擦によって徐々に落ちたりすることもあるため、こまめに塗り直すことをおすすめします。場合によっては遮光カーテンを取り入れるなどして紫外線を予防しましょう。

 

ツボ押しマッサージ

毎日のスキンケアケアのタイミングで、顔の筋肉のツボをやさしくマッサージするように押すとリフトアップし、しわやたるみのケアに繋がります。ポイントは、しっかりとツボを捉えて押すこと。決して、指で皮膚を横や縦に擦らないようにしましょう。皮膚の摩擦はたるみに繋がるので厳禁です。

 

表情筋のトレーニング

表情筋をできるだけ使うように空き時間にトレーニングすることもしわ対策の1つの方法です。特に仕事などで人と話す機会が少ない人は、無表情の時間が多くなりがちです。その分、筋力の低下が進む可能性があるため、意図的に日常生活にトレーニングを取り入れるとよいでしょう。

 

例えば、目尻のしわが気になるようなら、目を大きく開けて閉じる動きを5回ほど繰り返してみます。また口の周りのしわが気になる場合は、ペットボトルを使ったトレーニング方法もあります。空のペットボトルをくわえてから、息を交互に吸ったり吐いたりします。

 

さらに、「あおあおういうい体操」も試してみましょう。声を出す必要はありますが、口を使って以下の動作を行います。

 

・「あ」と「お」の口の形を30秒ずつ維持し、それを何度か繰り返す

・「う」と「い」の口の形を30秒ずつ維持し、それを何度か繰り返す

それぞれの口の形は通常発音するときよりも大きく、横に広く広げるようにしましょう。

しわの本格的対策は美容鍼で

真皮に現れてしまったしわや表情じわは、セルフケアだけで元に戻すことは困難です。本格的なしわ対策をするには、肌の内側にまで働きかける美容鍼がおすすめです!ここでは美容鍼とその効果について解説します。

 

美容鍼とは?

HARICCHIが2022年4月に200人を対象に行った調査によると、全体の87%が「美容鍼の施術を受けたことがない」と回答しました。このアンケートからも分かるように、フェイシャルエステなどに比べて美容鍼の認知度はまだ低いといわざるを得ません。

 

美容鍼のベースになっているのは東洋医学の一つである鍼灸治療です。全身にあるツボを鍼で刺激することによって滞っていた血流が改善され、免疫力を高めることを目的としています。また、自己治癒力を回復させ、新陳代謝を活性化することを目指します。このように体が本来持っている力を引き出すことで、さまざまな症状の改善が期待できると考えられています。

 

これを美容の分野に応用したいのが美容鍼です。頭や顔のツボを中心に鍼で刺激を与え、頭皮や肌の血行を促進し、新陳代謝を活性化することにより、さまざまな肌トラブルの緩和を図ろうというメカニズムです。

 

美容鍼はしわの原因に直接アプローチできる

美容鍼により血行がよくなれば、肌に十分な栄養が行き届くようになります。新陳代謝も活性化され、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの組織の生成も促されます。使われずに凝り固まった表情筋をほぐし、筋力アップにつながり、セルフトレーニングと組み合わせてしわ対策もより効果的に行えます。

 

このように美容鍼はしわの原因に直接アプローチし、ケアが行えます。

 

1回の施術の効果はどのくらいある?

美容鍼は一度の施術でも高い効果が期待できるため、施術直後にお顔がキュッと引きあがっていることを実感していただけるはずです。お肌の状態がよくなればよくなるほど、効果の持続時間は長くなるため、目安としては4日~1週間に一度の施術を数回行ってコンディションを整え、そのあとはメンテナンスとして1カ月に1回のペースでお越しいただくことを推奨しています。

 

顔に鍼をして痛くないの?

美容鍼に興味があっても、「顔に鍼を刺す」ことに不安を感じる方も多いでしょう。HARICCHIが行った調査によると、全体の18%の方が美容鍼に対して「痛そう」というイメージを持っていました。

 

しかし、HARICCHIの美容鍼では髪の毛ほどの太さしかない「極細の鍼」を使用しています。個人差はありますが、いつ鍼をされたのか気付かなかったという方も多く、痛みを感じる方はほとんどいません。痛みを感じたとしても、少しちくっとした刺激を受ける程度ですのでご安心ください。

 

以下はHARICCHIの施術を受けた方々の感想です。

痛くない、即効性がある。
痛くなくて驚いた。
痛いと思っていたが痛くなかった。案外手軽にでき、もっとハードルが高いと思っていたので驚きだった。
鍼をしたことがなかったのでとりあえず痛いのか、と不安しかなかったが全然痛くなかったし、リフトアップした気がして鍼ってこんなに効果あるんだ!と思いました。

 

施術後に感想を聞くとお客様のなかには少数ながら痛みを感じた方もおられました。体調により痛みの感じ方が多少異なることが理由だと考えられます。HARICCHIではお客様の状態に合わせて施術をコントロールしていますので、その日の体調も遠慮なくスタッフへお話ください。はじめての方でも安心して美容鍼を受けていただけるように、カウンセリングも丁寧に行っています。

最後に

加齢や紫外線の影響を完全に避けることは不可能ですが、スキンケアを丁寧に行うなどしわ対策はセルフケアでも可能です。しかし、しわの状況によりセルフケアだけでは限界もあります。東洋医学の力を使った美容鍼は根本的なしわの原因にアプローチを行うことでケアができます。しわが気になると長く悩んでいる人は一度試してみてはいかがでしょう?

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