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鍼の前後にお風呂に入っても大丈夫?

2019.04.02

Contents

血行を促し血行を促し、お肌の状態を整えてくれる美容鍼。美容鍼はお肌だけではなく、自律神経の乱れなどの不調を整える効果も期待されており、今注目の施術法です。そこで今回は、美容鍼を試したいと思っている方に向けて、美容鍼の効果を維持するためにおすすめな入浴の仕方、また施術前後の入浴についてご紹介していきます。

入浴が美容に良いとされている理由は

入浴は健康にも美容にも大切で、いろいろな効果が期待できます。入浴の効果は大きく分けて3つ。血行促進・リラックス・睡眠の質を改善する効果があります。忙しいからといってシャワーだけで済ませることなく、湯船につかることでさらに血流を良くする効果が期待できます。美容の面でも健康の面でも、お風呂に入ることはとてもいいことなのです。そこで入浴の効果について説明していきます。

 

リラックス効果

38°〜40°のぬるめの湯船に15分〜20分入ることにより、体の芯から温まることによって、副交感神経が刺激され、体を緊張から解放しリラックスできます。リラックスすることによって、幸せホルモンと言われている「セロトニン」が出やすくなり、ストレスの軽減にもなります。

 

また、浮力のため体が軽くなり、筋肉や関節などの緊張もほぐれやすくなります。よりリラックス効果を得るためには入浴剤を使用してみるのもおすすめです。

 

血行促進

入浴で体を温めることによって、温熱作用で老廃物が排出され、栄養素が体全体に行き渡ります。新陳代謝が促され、血行が良くなります。じわじわと体を温めることによってその効果がもたらされるので、シャワーや半身浴ではなく、全身浴がおすすめです。

 

血液が人間のカラダを一周するのにかかる時間は約1分と言われています。カラダを温めるためには、10分程度の入浴時間が必要と考えられるでしょう。シャワーの水圧を若干強くして、ツボにシャワーを当てるシャワーマッサージは血行促進へ効果が期待できます。

 

睡眠の質を高める

​​眠りにつく前にリラックスした状態になっていると、良質の睡眠が取れます。そのためには副交感神経を高めておくことが大切です。そこで寝る前に入浴で温まり、眠りにつく準備を整えておくとスムーズに睡眠へ移行します。入浴で体温を一旦上昇させ、その後一気に下げると入眠に入りやすくなる睡眠のメカニズムとなっているのです。

お風呂で美容効果を高めるためには

セルフマッサージ

マッサージをするにはお風呂がおすすめです。まず、体が温まることで血行を促進します。筋肉や関節が緩み柔軟性が増し、発汗作用によって代謝もアップしたところでマッサージを始めましょう。お湯の中なので、摩擦が減り、肌にやさしいマッサージができます。

 

血行促進はもちろんのこと、発汗によるデトックス効果があると言われているので痩せやすい体を作ることができます。さらに効果を上げるため、マッサージ前に常温の水を一杯飲んでおくとリンパの流れが良くなります。

 

また、軽くストレッチをしておくと、より体がほぐれるでしょう。マッサージをする部位はご自身がコリやむくみを感じているところや、疲れている部位に行ってみてください。立ち仕事の方はお風呂でむくみを和らげ、オフィスでの仕事の方は肩、首などのマッサージを行えば、軽くなったと感じることでしょう。

 

入浴剤

お気に入りの香りで満たされた入浴で、よりリラックス効果が期待できるでしょう。入浴剤にもそれぞれ特徴がありますので、ご自身の目的や気分にあったものをチョイスするとより一層気分が上がります。

 

冷えが気になる方には無機塩類系、疲れをとりたい時には炭酸ガス系、肌荒れやコリに効果があるものは薬用植物系の入浴剤を使用すると温浴効果を高めることができます。お肌の乾燥にはスキンケア系などの保湿成分を配合したものを、さっぱりしたい時にはクール系などの清涼成分を配合したものを使用してみてはいかがでしょうか。海外ドラマでよく見るようなふんわりとした泡が出るものや温泉に行った気分を味わえる温泉名が書かれた入浴剤もあります。

 

数多くの選択肢がありますが、自分が好きなものを使うことがよりリラックス効果を生み、入浴が楽しみの一つとなることでしょう。

 

お風呂ヨガ&ストレッチ

女性がお風呂に浸かる際、体にかかる水圧はなんと500㎏程と言われています。ホットヨガが注目されているように、あたたかい場所でのヨガやストレッチは部屋のなかで行うよりも効果が高まります。お湯の中は浮力がかかり、カラダに負担がかかりにくい状態です。カラダの硬い人にもおすすめで、水圧がカラダを支えてくれるのでポーズもとりやすく、体の硬い方でも自信を持つことができモチベーションも上がるでしょう。

 

浴室が狭い場所でも行えるヨガやストレッチがYouTubeなどでも増えてきているので、参考にしてみるのもいいのではないでしょうか。

 

その他

石けんやボディソープ、タオルにこだわったり、美容にもBGMを流したり、アロマオイルを焚いたりと、工夫次第でリラックスタイムがを楽しめます。

美容に良い入浴時間と温度は

健康と美容の観点から、基本的に毎日湯船に入ることがおすすめです。さらに適切な入浴時間と温度での入浴が効果をアップします。

 

入浴時間

体とお肌にとって適切な入浴時間は15分〜20分と言われています。長時間の入浴はのぼせてしまうことに加え、肌の成分が流されやすくなってしまいます。ゆっくり長い時間入浴を楽しみたい場合は、保湿を十分に行うことと湯船から出たり入ったりを繰り返す分割湯を行ってみてください。

 

入浴の温度

高温での入浴は乾燥しやすくなり、逆効果となってしまいます。38度〜40度のぬるいと感じるくらいの温度が美容には適しており、冷えの予防にもなります。

美容鍼のメカニズム

​​人間には本来、自然治癒力が備わっています。その自然治癒力を応用したのが美容鍼です。人間の肌は表皮、真皮、皮下組織の3層構造からなっています。美容鍼は表皮から真皮に対して鍼を入れて、真皮を刺激します。それによって、肌は細胞を壊されたと認識し、白血球を集めて、修復作業が始まります。

 

修復作業により表皮や真皮に含まれている肌のハリを保つコラーゲン、エラスチンを積極的に生成し、新陳代謝が活発になります。その結果、肌の血行が良くなり、シワ、くすみ、ハリ不足などのトラブルにも働きかけます。また、自律神経の乱れによる体調不良にも効果を発揮します。東洋医学がベースになっているため副作用のリスクが低いのも特徴です。

施術前後にお風呂は入ってもいいの

施術後のリスク

治療直後から翌日にかけて、身体がだるい、眠くなる、痛みが一時的に強くなるなどの症状が出ることがあります。この症状は、施術に対して体がきちんと反応した結果ですので、問題ありません。治療後、血行が改善されて自律神経が正常に働き出し、身体の中で修復作業が始まった証拠です。時間が経てば元に戻ります。

 

美容鍼後は副作用のない施術といえます。ただ、ごく稀に上記の症状に加え、内出血など体の不調を訴える方もいらっしゃいます。これは全身を覆っている毛細血管が鍼に傷つけられることによって起こるもので、内出血が起こるかどうかは施術を受ける人やその日の体調によって違ってきます。それ以外に術後に体の異変を感じた場合は、ご自身で判断せずに店舗にご相談ください。

 

施術前日のお風呂

お体の状況によっては、術後にごく稀に一時的に内出血などの好ましくない状態に見舞われることもあります。そのような状況をできるだけ避けるためにも、前日にしっかり半身浴をして血流を改善しておくことで、内出血のリスクを抑えることができます。施術日前日に湯船につかる時間が取れる方は、ぜひぬるめの温度で入浴して頂けたらと思います。

 

施術後のお風呂

術後の入浴は基本的にはまったく問題ありません。しかしながら美容鍼により、血流がかなり良くなり過ぎて、のぼせてしまう、痒みが出るなど逆に体調不良を起こすことがあります。少なくとも直後の入浴は避け、2〜3時間経ってから入るようにしましょう。

 

直後にどうしても入浴をしたい場合、ぬるめのシャワーをさっと浴びる程度にしておきましょう。当日、ある程度時間が経ってからの入浴も、熱いお湯と長湯は控えてください。尚、鍼が細く、すぐに鍼穴がふさがりますので、雑菌が入る心配はありません。

その他注意すること

施術後は大変血流が良くなっているため、いくつかの注意が必要です。術後2〜3時間はあまり動き回らずに体を休め、リラックスした状態でいるとより効果が期待できます。食事はできれば30分〜60分おいてから摂ることをおすすめします。空腹の場合は軽く何かをつまむ程度にしましょう。

 

お酒は更に血行を促進してしまうので控えるようにし、激しい運動も同様に避けてください。せっかくの美容鍼の効果が軽減される恐れがあります。化粧もできれば避けた方が賢明です。ごく稀に痒みが出ることがあります。また、お酒やカフェイン以外の水分は多く摂るようにしましょう。保湿もしっかり行ってください。

 

治療後3日間は通常ですと治療が効いているので、次の治療は3日以上間隔を空け、1週間以内の治療が効果的です。間隔を空けすぎると治ってきていたのが元の状態に戻り、また最初の状態からの治療となりますので、1週間以内に再来院されることをおすすめします。

最後に

お風呂は体、心、美容にも大変良い習慣ですので、上手にバスタイムを活用して、美しいお肌を目指しましょう。日頃の入浴プラス美容鍼でお顔を整えれば、より効果が期待できるのではないでしょうか。

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