見た目年齢を上げる『二重アゴ』に美容鍼ができることは
2019.04.09

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あなたはインスタなどで自分の顔の写真を撮るとき、上のほうから撮りますか?それとも下のほうから? おそらくたいていの方が「上のほうから」だと思います。それは、自分の顔を下から撮ると、なんとなく太って見えたり、二重アゴが目立ってしまうからではないでしょうか。
このように、多くの女性が気にしている「二重アゴ」。この記事では、その原因及び美容鍼ができることなどについてご紹介していきます。
見た目年齢を大きく左右する「二重アゴ」
「二重アゴ」は、数々のお顔のトラブルの中でも悩んでいる人が多い要素です。「二重アゴ」はただ太って見えるばかりか、きれいなフェイスラインを崩して美しさを減少してしまい、その結果、見た目年齢をも大きく上げてしまいかねません。
現に、有名検索サイトでも「二重アゴ なくす方法」「二重アゴ 解消」「二重アゴ 成形」「二重アゴ 脂肪吸引」といったワードが並び、多くの方がこの問題に悩まれていることが伺えます。他人から見られる機会が多いのは、実は正面より横顔が多いという説もあり、「二重アゴ」はなかなかに奥深い問題だといえるでしょう。
どうして二重アゴになってしまうの?
そんな困った二重アゴですが、実は二重アゴができてしまうのにはいくつかの原因があると言われています。二重アゴの原因について順番に紹介していきます。
姿勢のゆがみ
突然ですが、あなたは日常生活の中でこんなことをしていませんか?
・前傾姿勢でのデスクワーク
・長時間のスマホ操作
・無意識でほおづえをつく
実はこうした姿勢のゆがみはすべて、二重アゴを引き起こす原因なのです。
<前傾姿勢でのデスクワーク>
たとえば、無意識に行っている前傾姿勢でのデスクワーク。この姿勢を撮り続けると、次のようなことになってしまいます。
・肩が内側に巻き込まれる
・バストの位置が下がる
・肩甲骨が開き筋肉が緊張する
・首が短く見える
・体の幅が広く見える
・頭が前に出ることで顔が大きく見える
つまり、体はそんなに太っていないのに、二重あごに悩まされている方は、このような前傾姿勢が原因である可能性があります。
最近は自宅でのリモートワークなどで、ちょうどよい作業デスクがなくて、低めのテーブルなどで作業をされる方も多いと思います。しかし、そのような体に合わないテーブルは前傾姿勢を招き、強いては二重アゴにつながってしまいますので、ぜひとも作業環境の改善を視野に入れてみてください。
<長時間のスマホ操作>
長時間のスマホ操作もまた、二重アゴの原因となります。
通常、首の骨は重たい頭を支えるために緩やかなカーブ状になっています。しかし、長時間のスマホ操作で下を向きがちになると、首の骨はまっすぐ伸びた状態になります。
これが長時間持続されると、首の骨がクッションの役割を果たすことができず、首周りに余分な脂肪がつきやすくなってしまいます。つまりこれが二重あごの原因となってしまうのです。さらに、状況によっては肩こりや自律神経の乱れといったうれしくないオマケもついてくるので注意しましょう。
<無意識でつくほおづえ>
デスクワーク中や休憩時間に、無意識のうちにほおづえをついている人は多いと思います。
しかし、ほおづえをつくとあご下のお肉がさらに強調されるばかりでなく、二重アゴや顔のゆがみ、さらには二の腕のたるみ、背中の贅肉がつきやすくなるなどといった、実に問題の多い姿勢。無意識のうちにやってしまいがちなので、注意しましょう。
お肌のたるみ
年齢とともに首回りの皮膚がたるんでハリがなくなってくると、二重あごができやすくなります。こうしたお肌のたるみは、皮膚の弾力の低下や表情筋の緩みなどで起こるいわば老化現象のひとつ。
肌は表皮、真皮、皮下組織という3つの層から構成されていますが、中でも真皮層は肌の土台となる重要な部分です。この真皮層を支えるのが、網目状に張り巡らされたコラーゲン繊維及びエラスチン。さらにその隙間にジェル状のヒアルロン酸がびっしりつまっていることで、お肌の弾力が保たれているのです。
しかし、こうした物質は年齢とともにどんどん体内で作られる量が減っていきます。すると肌が土台から崩れてしまい、たるみを引き起こすことに。また、紫外線や乾燥などによるダメージもこれに追い打ちをかけてくるのです。このようなダメージを受けた肌は、重力に耐えることができず下にたれさがり、二重アゴを引き起こすというわけです。
体全体の肥満
体全体が太り始めると、次第に顔にも肉がついてきてしまいます。そして顔周りに余計な肉=脂肪がつくと、これが二重あごの原因になります。
ただし、これは皮下脂肪の蓄積によるものなので、やせさえすればやがて二重アゴも解消されるでしょう。しかし、ダイエットやエクササイズなどに励んでも、いったんついてしまったあごの部分の肉はなかなか落ちないため、注意が必要です。
筋肉のおとろえ
二重あごの原因の中でも意外と見落とされがちなのが、顔の筋肉のおとろえによるむくみやたるみです。つまり、あごの筋力が低下することでリンパの流れが悪くなり、むくみ、たるみにつながっていくというわけです。
筋肉の衰えの原因は、加齢や悪い姿勢などいくつかの要因がありますが、最近では長時間のマスク生活による顔の無表情化などもこれに拍車をかけています。こうした筋肉へのおとろえを防ぐには、日常のさまざまな場面で、表情筋がよく動くように意識することが大切です
なお、顔マネが得意な某モノマネタレントの人は、日頃から表情筋を動かし続けた結果、年齢を重ねた今でも顔にシワがほとんどないことで注目を浴びておられるそうです。そのほかにも、食事の際にかむ回数をなるべくふやすなど、日常生活の中でなるべくあごや顔の表情筋を意識して動かすようにするとよいでしょう。
二重アゴ対策として自宅でできるセルフケアとは
ここからは、二重アゴの対策としてご自宅で手軽にできるセルフケア方法をご紹介します。
姿勢の改善
最初にやるべきことは、普段からの姿勢の改善です。これまでの生活習慣の積み重ねによって、無意識に悪い姿勢が身に付いてしまっている人は、意識的にご自身の姿勢を意識するようにしましょう。
直立時の姿勢としては、体全体の力を抜いて、頭の先から細い糸のようなもので引っ張られているような姿勢を意識しましょう。なるべく目線を上げて背筋をピンとさせるとよいでしょう。姿勢を正しくすることで、顔や体だけでなく、メンタルも整っていきますよ。
お手軽エクササイズ
おとろえてしまいがちなお顔の表情筋をほぐして鍛えるためには、時間のあるときに簡単なお顔のエクササイズを取り入れるとよいでしょう。
①鼻から息をすいつつ、顔の真ん中に目や口などのパーツをすべて集めるような感じで腹から息を吐ききります。
②口を全開にして、①で集めた顔の筋肉をすべて解放します。
③続いて口から息を吐ききって脱力しましょう。
④これを3回ほど繰り返します。
らくらくストレッチ
人の頭は5キロ程度あるため、それを支える首の筋肉も緊張してこわばりがちです。ここでは首の筋肉のストレッチで、ネックラインの緊張を緩めていきましょう。
①左の鎖骨下に両手を置き、下向きに力をかけていく。
②重ねた手を支点にして、頭をゆっくり右横に倒し、首の筋肉を伸ばしていき、そのまま10秒ほど保つ。
③続いて同様に頭を左側に倒し、そのまま10秒ほど保つ。
④最後に鎖骨下と胸の中央に手を重ね、下向きに圧をかけつつ、ゆっくり頭を真後ろへ倒して10秒ほど保つ。
困った二重アゴに美容鍼ができること
二重アゴをなんとかしたくて自宅であれこれセルフケアをしてみたが、なかなか改善しない。とはいえ、成形や脂肪吸引で顔にメスを入れることにはためらいがあるし、ダウンタイムなどの問題もある。
おまけに費用は月給やボーナスが軽く吹っ飛ぶ額と、決して安くない。さすがにローンを組むのはちょっと……。こんな方におすすめなのが美容鍼による二重アゴケアです。
美容鍼ってなに
美容鍼は、東洋医学の鍼灸治療をベースとしています。鍼には血流を促進し、免疫を高めてくれる効果が期待できます。そのため、鍼灸治療では効果的なツボを鍼やお灸で刺激することにより、お顔のさまざまな困ったポイントへのアプローチを行います。
このしくみを美容に該当させたものが美容鍼です。顔周りや頭のツボを中心に鍼を打つことで、顔まわりの血行促進や、肌の状態を内側から整え、肌トラブルをケアしてくれることなどが期待できます。
さらに、真皮層を鍼でダイレクトに刺激することによって自己治癒力を促し、新陳代謝を活性化するといううれしい未来も見えてくるのです。
美容鍼による二重アゴへのアプローチ
美容鍼を受けることで、顔の筋肉の緊張が和らぎます。
また細胞が活性化することで、新陳代謝が増し、ターンオーバーが整えられる、さらにはヒアルロン酸が増えるといった未来が期待でき、シワやたるみにお悩みの方も、鏡を見るのが楽しくなる。そんな未来が描けるようになるのです。
顔の筋肉が緊張しているとシワやたるみができやすく、このような状態が二重アゴへつながってしまいます。ですから、まずは顔の筋肉を和らげて、顔のコリを改善していくことが重要です。
美容鍼の施術を受け続けることで、フェイスラインやほうれい線にも変化が期待できるようになります。
美容鍼によって顔まわりの血流がよくなると、老廃物が除去されてむくみが解消されるため、施術後にはこれまでよりも鏡を見るのが断然楽しくなり、下方向からの写真撮影にも動じなくなる。そんなフェイスラインを手にすることができるようになります。
さらに、顔周辺の血流もよくなるため、まわりからはより健康的に見られるはずです。
また、新陳代謝が活性化してコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の生成なども期待できるので、あのころにように触れるのが楽しくなるお肌を取り戻せます。
このように、美容鍼は二重アゴのさまざまな要因に多角的にアプローチできるので、非常にコスパの高い美容法だといえるでしょう。
美容鍼は痛くないの?
美容鍼の施術中の写真を見ると、「顔いっぱいに鍼が刺さっていて、痛くないの?」と、思う方もおられるのではないでしょうか。
しかし、美容鍼で用いる鍼は、実は髪の毛ほどの太さしかない極細の鍼です。そのため、施術による痛みはほとんどないと言ってもよいでしょう。実際に美容鍼を体験された方も「いつ鍼をされたのかわからなかった」と言われる方が大多数です。
内出血は大丈夫なの?
顔の皮膚の表面には無数の毛細血管があります。元気なお肌ならば血管の壁に弾力があるため、鍼を打っても血管がよけてくれます。
しかし、血液の流れが滞っていたり栄養が十分に取れていなかったりすると、血管が鍼をよけきることができず、内出血を起こしてしてしまうこともあります。つまり、お肌やお体の調子がよくない方ほど、内出血は起きやすいのです。
ただし、内出血は体にとってよくないものを体外に排出してしまおうという体の自然な働きの表れですので、さほど心配することはありません。内出血が起きたとしても数日で色は薄くなりますし、3週間も経てば全く見えなくなるでしょう。
もちろん、ご心配な方はお顔の目立つ部分を避けることもできますので、大事なイベントを直近に控えている方などは、ぜひ施術前にご相談ください。
うれしい変化はいつからいつまで?
美容鍼の魅力は、うれしい変化がすぐに実感できること。施術直後から顔周りのタプタプが感じられなくなり、二重アゴを気にすることなく、どの角度からも自信を持って自撮りができるようになるでしょう。
こうしたうれしい変化の持続期間については、お肌の状態によって変わってきます。お肌の調子がよいのであればうれしい状態も持続するため、施術を重ねるごとに効果の持続期間は長くなります。
目安として、最初は4日から7日に1回のペースで数回ご来院いただき、そのあとは月1回の施術にてキープされることをおすすめしています。
おわりに
見た目の印象をグッと下げてしまう二重アゴには、美容鍼でのアプローチがおすすめです。セルフケアだけでなく、さらに一歩進んだアプローチをしたいという方は、ぜひ一度美容鍼を試してみてはいかがでしょうか。
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