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疲れが取れない人にオススメ!疲労回復を促す鍼のチカラ

2019.04.18

Contents

どこが悪いというわけではないけれど、どうも疲れが取れない…。そんな体の不調に目をつむっていませんか?放置しておくと大きな病気に発展してしまうかもしれません。ここでは疲労の原因と、疲労回復の方法についてご紹介します。

疲労の原因は実にさまざま

現代社会に生きる私たちにとって、切っても切り離せない「疲労」。ストレスや寝不足、乱れた食生活などが原因で、疲れを感じている方は多いでしょう。疲れは体が発している「休んで」というサインですので、良質な睡眠時間を確保し、精神的にもゆったり落ち着くことができれば疲労は回復して行きます。

ただし、ぐっすり眠ってもゆったり過ごしても疲れが取れない場合は、何かしらの病気が隠れている場合がありますので、一度病院で相談してみた方がいいでしょう。糖尿病や低血圧、心疾患といった肉体的な病気でも倦怠感を覚えることはありますし、睡眠障害やうつ病などでも慢性的な疲労に苛まれるようになります。

自律神経の酷使が疲労につながる

自律神経とは

私たちの体を動かしているのは神経ですが、呼吸や鼓動、消化活動などのように自分の意思とは無関係で働いている神経を自律神経と言います。自律神経は交感神経と副交感神経から成り、この二つがバランスよく働くことで健康状態を維持することができています。

交感神経は活動時に活発になる神経です。獲物を追いかけたり外敵と戦ったりするときに優位に働き、俊敏に動くことができるように血管を縮小して鼓動を早め、胃腸の働きを抑制します。一方、副交感神経はのんびりするときに活発になる神経です。主に寝る前や食後に働き、胃腸の働きを活発にさせ、体内に栄養を取り込みます。血管は拡張して鼓動も落ち着きます。

交感神経と副交感神経はどちらかが優位に働く仕組みになっているので、交感神経が活動しているとき副交感神経はお休みし、反対に副交感神経が活発なときは交感神経がお休みしているのです。

疲労回復のためにできること

睡眠時間の確保

自律神経を休めるためには睡眠時間をしっかり確保することが必要です。寝る前は副交感神経が活発になり、体をリラックスさせようと働くため、その活動を阻害しないように過ごしましょう。お風呂に浸かるなどしてゆったり過ごしてください。寝る前のスマホやパソコンは交感神経を刺激し、不眠の原因にもなるので、できるだけ控えた方がいいでしょう。

食生活の見直し

寝る直前に食事をしてしまうと、睡眠中に消化活動をしなければならないため、自律神経を休ませることができません。就寝時間よりも3時間前には夕食をすませておくといいでしょう。とはいえ、就寝時間よりも3時間前に夕食を済ませることが難しい場合もあると思います。そんなときは消化の良い物を選び、よく噛んで食べましょう。

鍼灸治療の持つ疲労回復効果

鍼灸治療とは

東洋医学の一つである鍼灸は、全身に存在するツボを刺激することで体が持つ本来の力を引き出し、様々な症状を解消してくれる治療法です。現代の医学界では西洋医学が主流なため、東洋医学に馴染みがないという方も多いかもしれませんが、幅広い症状に対して効果があることを世界中で認められており、近年WHO(世界保健機関)もその効果を認めるところとなりました。

疲労を引き起こす様々な原因に対して、根本的な改善が可能なため、疲労に悩まされている方にもおすすめです。

体の免疫機能をアップ

ウイルスなどの異物が体内に侵入すると、免疫機能の働きが活発になり、異物を排除しようとします。鍼ではこのメカニズムを利用し、あえて異物となる鍼で壺を刺激し、免疫機能の働きを促進しているのです。

慢性的な疲労状態に陥ると、免疫力は下がってしまい、それまで抑えられていたはずの細菌やウイルスが増殖したり悪さしたりして体調不良を引き起こしてしまいます。疲労がたまっているときは鍼で免疫力を高めることによって、病気の予防ができるのです。

血行を促進

デスクワークなどで肩や腰、目に疲労がたまると、周辺の筋肉が凝り固まっていきます。筋肉は心臓と同じように血液を送り出すポンプの機能も果たしているため、その筋肉が固まってしまうと血行が悪化します。血行が悪くなると、組織は栄養素を受け取ることも老廃物を輩出することもできなくなってしまい、さらに疲れやすい体になってしまうのです。

鍼には血液の流れをよくする効果があるため、血行不良によって引き起こされる様々な症状を改善することができます。疲労の原因となる筋肉のこり、女性に多いと言われる冷え性、さらにはクマやくすみなどの肌トラブル、抜け毛などの頭皮環境の乱れなどにも効果的です。

自律神経のバランスを整える

強いストレスにさらされ続けたり、十分な睡眠時間が取れない状態が続いたりすると、交感神経が過剰に働きすぎてしまい、副交感神経がうまく働けなくなってしまいます。健康な体では休むべき時に副交感神経が活発になります。例えば、寝る前の時間帯は副交感神経が働くので、リラックスして眠りにつくことができるのですが、自律神経のバランスが崩れると、疲れているのに眠れなかったり、理由もなくイライラした状態に陥ったり、めまいや動機、耳鳴りに悩まされるようになってしまいます。

鍼には副交感神経を活発にする効果があるため、自律神経のバランスが乱れている方はぜひ試してみてください。イライラした神経を沈めて、施術中にうとうとしてしまうほど即効性を実感できるでしょう。

最後に

疲労回復のためには、何よりも体を休めることが大切です。栄養バランスの良い食事を摂ってゆったり湯船に浸かり、しっかり睡眠時間を確保しましょう。それでも回復しない場合は病気が原因の可能性もあるので、病院に相談してみてください。疲労回復に効果的な鍼も取り入れて、健康な体づくりを目指しましょう!

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