美容鍼スタッフ直伝!ふくらはぎ痩せに効果のあるツボ6選
2019.04.18

Contents
体のツボを鍼やお灸で刺激することで様々な不調を改善してくれる鍼灸ですが、実は美容にも効果があります。鍼には血行を促進し、たまった老廃物を排出してくれるので、足のむくみの解消にも効果があるのです。ここでは、むくみ解消のためにできるケアと、美容鍼灸のスタッフ直伝の美脚ツボを紹介します。
なかなか痩せないふくらはぎ
太ももなどに比べると、ふくらはぎは露出する機会が多いため、痩せたいと思う方も多いのではないでしょうか。しかしふくらはぎはむくみやすい上に、筋肉もつきやすく、自己流のダイエットだけで痩せるのは難しい部位です。
ふくらはぎを細くしたいなら、まずはふくらはぎが太くなっている原因を見極め、それに合った対処法を取ることが必要です。
ふくらはぎが痩せない原因は様々!
ふくらはぎが痩せないのはいくつか原因があります。まずは自分のふくらはぎが痩せない原因が何なのかを見極め、適切な対応をしましょう。
血行不良・冷え性
血行が悪いと血液が滞留している部分に脂肪が集まり、蓄積しやすくなります。特に下半身には全体の約70%の体液や血液が集中しているため、血行不良は太ももやふくらはぎなどの下半身太りを招くのです。血行が悪くなる原因としては、糖分や脂質の摂りすぎ、血管の収縮をコントロールしている自律神経の乱れなどが挙げられます。
また、血行不良の状態が続くと体内で作られた熱エネルギーが末端まで届けられなくなり、冷え性にもなります。血行不良や冷え性を解消してふくらはぎ痩せを目指すなら、マッサージや半身浴、有酸素運動などがおすすめです。
ふくらはぎのむくみ
特に仕事終わりは足がむくんでパンパンになってしまうという方もいるのではないでしょうか。むくみは血行不良などが原因で、本来はそこにあるはずのない体液が停滞し、余分な体液が溜まって太く見えてしまうのです。むくみの解消には、マッサージやストレッチが効果的です。ふくらはぎがむくみやすい方は、マッサージやストレッチを毎日の習慣にして、痩せたふくらはぎを手に入れましょう。
筋肉
ふくらはぎが痩せない原因には、筋肉のつき方に問題がある場合もあります。ふくらはぎがムキムキして太くなってしまった場合は、日々の姿勢と歩き方を見直しましょう。正しい姿勢を維持するために、体は全身の筋肉を使います。全身の筋肉がバランスよく分担して体を支えてくれているのです。しかし、姿勢や歩き方が悪いと一部の筋肉に過度の負担がかかり、そこに余計な筋肉がついて太くなってしまいます。猫背や反り腰といった悪い姿勢は、お尻や太もも、ふくらはぎなど下半身太りの原因となります。自分が普段何気なくとっている姿勢を見直すだけでも、ふくらはぎ痩せに近づきます。
セルライト
お尻や太もも、ふくらはぎの表面に現れるセルライトは、代謝の低下やむくみ、肥満などによって脂肪細胞が大きく肥大化したものです。皮下脂肪の多い場所に現れやすく、皮膚がオレンジの皮のようにボコボコしていて、見た目もよくありません。セルライトを解消してふくらはぎを痩せさせるには、有酸素運動、筋トレ、マッサージ、ストレッチなどが効果的です。
ふくらはぎについた脂肪
ふくらはぎについた脂肪も、ふくらはぎを太く見せてしまう原因です。脂肪を取ってすらりと痩せたふくらはぎを手に入れるためには、食事の見直しはもちろん、有酸素運動、筋トレなどで脂肪を分解し、基礎代謝を上げることが重要です。
ふくらはぎを細くするための自宅ケア
マッサージ
ふくらはぎを細くするためには、マッサージが効果的です。ふくらはぎを重点的にマッサージすることで血流がよくなり、むくみを解消する効果が期待できます。
膝裏には、体内の老廃物を排出する出口となるリンパ節が集中しています。ふくらはぎ痩せを目指すなら、足首から膝に向かって、血液やリンパの流れを意識しながら両手で10回ほどさすってください。仕上げに両手の親指で膝裏をまんべんなく押してリンパ節を刺激しましょう。血の巡りが良くない方、ふくらはぎに脂肪がついている方、ふくらはぎがむくみやすい方におすすめのマッサージです。
ストレッチ
ふくらはぎのむくみが気になる方は、ストレッチを取り入れてみてはいかがでしょうか。ストレッチは血流を促進させてむくみを解消させます。さらに代謝が向上するため、脂肪が分解されセルライトを解消させる効果も期待できます。
それではふくらはぎに効くストレッチのやり方をご紹介しましょう。まず壁から1mくらいのところに立ち、壁と向き合わせになります。それから右足を前に出して、つま先を壁につけます。ちょうど歩いている途中で壁にぶつかったようなポーズになりますね。この状態で両手を壁につけ、ゆっくりと上体を倒します。ふくらはぎが伸びていると感じられるところまで体を前に倒したら、そこで30秒間キープ。左足も同様に行います。ふくらはぎが気持ちよく伸びるのを意識しながら行うとよいでしょう。
半身浴
忙しいときはシャワーで済ませてしまうという方もいると思いますが、ふくらはぎ痩せのためにはしっかりお風呂に浸かった方が効果的です。38~40度のぬるめのお湯に20分〜30分程度浸って半身浴をしましょう。半身浴は普通の入浴よりも体への負担が少なく、かつ長く湯船に浸かっていられるので、体の芯からじっくり温まっていきます。水圧のおかげでむくんだふくらはぎもスッキリしますし、血行も良くなります。ただし、42度以上の熱いお湯だと、血管が収縮してかえって逆効果になるので注意しましょう。
有酸素運動
有酸素運動は脂肪の分解、セルライトの解消などダイエットにはうれしい効果がたくさんあります。適度な運動を数十分続けることで、血の巡りもよくなり冷えも解消されます。ふくらはぎについた脂肪が気になる方、冷え性でお悩みの方はぜひ有酸素運動を取り入れてみてください。
おすすめの有酸素運動は、ウォーキングやランニングです。ウォーキングは姿勢を正してまっすぐ前を見て、軽く腕を振って行うと効果的です。ランニングは息切れしない程度でゆっくり走ることを心がけてください。あまり早く走るとふくらはぎに筋肉がついて太くなってしまうので、じんわり脂肪を燃焼させるイメージで走りましょう。
筋トレ
ふくらはぎの脂肪やセルライトが気になる人は、筋トレを取り入れましょう。筋トレの中でも消費カロリーが高くておすすめなのがスクワットです。足を肩幅に開き、ゆっくりと腰を下ろします。このとき膝がつま先より前に出ないように注意してください。太ももと床が平行になるところまで来たら、元の立ち姿勢に戻ります。これを20回繰り返しましょう。ふくらはぎ痩せはもちろんのこと、ダイエット効果が高い筋トレです。
正しい姿勢をキープ
座っているときに足を組むのが癖になっていませんか?頻繁に足を組むことは骨盤の歪みを引き起こします。骨盤が歪むと骨盤内の血管が圧迫され血行が悪くなります。そうすると代謝が落ち、下半身太りの原因になります。骨盤を正しい位置にキープするには、足を組むのをやめて。
また特に歩くときは多くの筋肉を使いますので、猫背や膝が曲がっているなどの悪い姿勢で歩くと足が太くなってしまいます。腰が丸くならないように胸を張り、横から見て骨盤から肩、耳まで一直線になるように意識して、正しい姿勢で歩くことを心がけましょう。
自宅ケアが大変なら鍼がおすすめ!
ふくらはぎ痩せのためにできる自宅ケアはたくさんありますが、全て取り入れようとするとなかなか大変だと思います。そんな場合は鍼もおすすめ!東洋医学の一つである鍼は、体のツボを鍼で刺激することで血行を促進させ、免疫力を高めてくれるというもので、様々な体調不良に効果があります。
このメカニズムを美容方面に活かしたものが美容鍼。血流を良くし、たまっていた老廃物の排出を促すことで、むくみ取りの効果があります。また、鍼によって代謝が上がるためダイエット効果も期待できます。詳しくは『ダイエット中の方必見!代謝を上げる美容鍼で痩せやすい体へ!』にも書いてあるので、合わせてご覧ください。
美容鍼サロンのスタッフ直伝!ふくらはぎを細くするツボ
ツボの押し方
ツボを押すときは、基本的には力を入れやすい親指を使います。親指では押しにくい場合は、必要に応じて人差し指などでサポートしましょう。ツボの位置を把握したら、痛気持ちいいと感じるところまでゆっくりと力をかけていきます。ちょうどいいところまで押したら、その状態で5~10秒ほどキープ。これを数回行えば、ツボの刺激でふくらはぎ痩せの効果が期待できます。
ふくらはぎ痩せのために知っておきたいツボ
■足三里(あしさんり)
膝の外側、皿の下のくぼみから指4本分下に位置しています。親指でぐっと押すことで足のむくみや冷え、疲れを解消する効果があります。
■湧泉(ゆうせん)
足の裏、中指の先端と踵を結ぶ線の、中指側から約1/3位のところにあります。土踏まずの真ん中に人差し指を当て、中指の先端に向かって滑らせたときに、指が止まる凹みです。
足のむくみや冷えに対して効果があります。
■委中(いちゅう)・承筋(しょうきん)・承山(しょうざん)
ふくらはぎ痩せに効果のあるツボで、全てふくらはぎの中央ライン上にあります。委中は膝裏、承筋はふくらはぎがいちばん盛り上がっている部分、承山はふくらはぎの筋肉の下側です。
■三陰交(さんいんこう)
足首の内側、内くるぶしの一番高いところから、指4本分上の位置、すねの骨の後ろ際にあります。足痩せのほか生理痛などにも効果があるので、女性なら押さえておきたいツボの1つです。
最後に
一朝一夕とはいかない足痩せですが、日常生活でちょっとしたことに気をつけるだけでむくみを解消し美脚へ近づくことができます。ツボ押しも合わせて行うことで効果もアップ!ぜひ自宅でのケアに取り入れてみてください。
<<< ブログTOPに戻る