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不眠症には鍼治療が効果的というのは本当?

2019.05.28

Contents

布団に入ってもなかなか寝つけなかったり、寝てもすぐ起きてしまったりして、必要な睡眠が十分取れなくなってしまう不眠症。夜眠れないせいで日中の生活にまで支障が出るようになってしまうと、つらいですよね。一体眠れなくなるのは何故なのでしょうか?何か対策はあるのでしょうか?

中高年から増加する不眠症とは

眠れない状態が続いて十分な睡眠を確保できず、その結果、日中の倦怠感や注意力散漫などの体調不良を感じる状態を不眠症と言います。若いときに発症することはあまりありませんが、20代〜30代頃から発症する人が現れはじめ、中高年になると急増すると言われています。

不眠症には、①寝ようとしてもなかなか寝つけないタイプ、②夜中になんども目が覚めてしまうタイプ、③朝早く目が覚めてしまうタイプ、④眠りが浅く熟睡できないタイプの4つがあり、どれか一つに当てはまる人もいれば複数に当てはまる人もいます。日本で不眠症を患っている人は多く、日本生活習慣予防協会によると成人の20%が慢性的な不眠を感じているそうです。

眠れない原因は?

人が眠れなくなる原因は様々です。カフェインの取りすぎや生活リズムの乱れ、アルコールが原因で眠れなくなることもありますし、身体的な病気が原因のこともあります。喘息や花粉症がひどいときに息苦しさから熟睡できなくなったり、泌尿器系の疾患で頻尿になり夜間に何度もトイレに行きたくなって目が覚めたりすることもあります。色々な原因はありますが、それらの中でも厄介なのが自律神経の乱れによる不眠です。

自律神経の乱れとは

自律神経とは自分の意思に関係なく、生きていく上で必要な肺や心臓などの臓器の活動を支えている神経です。この自律神経が乱れると、これといって明確な身体的疾患が見当たらないのに、様々な不調を感じるようになります。全身をくまなく検査しても異常が見つからないのに、本人は倦怠感、ほてり、手足のしびれ、動悸、不整脈、不眠などのような不調を感じるようになるのです。

自律神経は交感神経と副交感神経から成ります。交感神経はストレスを受けた時や緊急時に働きます。敵と戦う時や逃げるときなどに体を活性化させるためのもので、心臓の鼓動を早め、筋肉に血液を送り、呼吸は早く成ります。一般的に仕事やスポーツをするときには交感神経が優位になると言われています。一方、副交感神経はリラックスするときに働きます。落ち着いたときに体を休ませるためのもので、心臓の鼓動をゆるやかにし、内臓に血液を送り込み、呼吸は穏やかになります。睡眠前や就寝中は副交感神経が優位に働きます。この二つがバランスよく活動することで正常な生活を送ることができるのです。

しかし、仕事などで過度な疲労がたまっていたり、精神的ストレスを長い間受け続けたりしていると、交感神経が過剰に反応してしまうようになります。交感神経と副交感神経はどちらか一方しか活動できないので、交感神経が活動し続けると、いつまでも体は休むことができません。そうして動悸やほてり、不眠などの症状に悩まされるようになるのです。これが自律神経の乱れです。

不眠症の改善法はあるの?

不眠症に対する「薬」の効果

西洋医学は体調不良を引き起こしている原因に対してアプローチします。外部から侵入したウイルスを殺すための薬を使ったり、手術でがん細胞を取り除いたりすることが得意な一方で、原因が特定できない場合は出てきた症状を抑える治療しかできません。

自律神経が乱れると、本人は強い不調を感じていても、検査で身体的な異常を見つけることはできません。検査で異常が見つからなければ、西洋医学でできることは症状を沈めることだけ。そのため、身体的疾患が見つからない不眠については、眠れないという症状を抑えるために睡眠剤を出してくれるのです。

確かに睡眠剤を飲めば眠れるでしょう。しかしこれでは根本的な解決になっていません。乱れた自律神経を整えなければ、薬が切れると再び眠れなくなってしまうのです。

不眠症に対する「鍼」の効果

鍼は東洋医学から生まれた治療法の一つで、体調不良を起こしている体に対してアプローチします。外部から侵入してきたウイルスを直接やっつけることはできませんが、自身の持っている免疫力を高めることによって体調の改善を図ります。

そもそも鍼は病気の解明が進んでいない古来に誕生したもので、数々の原因不明の病と戦うために確立された治療法です。そのため、自律神経の乱れが原因となっている体調不良のように、明確な身体的疾患が見当たらない場合でも効果があると言われていて、その効果は近年WHO(世界保健機関)も認めるところとなりました。

鍼は髪の毛ほどの細い針を体に点在するツボに打ちます。すると体は異物から攻撃を受けたと認識し、異物と戦うため免疫力が上がります。こうして、体が本来持っている、病気と戦う力を高めることで、健康な体に戻るように働きかけるのです。

また鍼治療は副交感神経の働きを活性化させます。イライラした気持ちを沈め、リラックスさせてくれる効果もあるので、深い眠りを取り戻すことも期待できます。

最後に

身体的な疾患が見つからないことがまたストレスになり、余計に眠れなくなる不眠症。イライラする状態が続いて、大きな精神的苦痛を受けている方も多いと思います。まだ鍼治療を試していない方は、ぜひ一度鍼治療を試してみてください。