美容鍼は即効性がある?期待できる効果と継続による違いも解説!
2019.08.20

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肌が持っている本来の力を引き出し、ハリのあるみずみずしいお肌へと導いてくれる美容鍼。肌トラブルだけでなく体調不良の改善も見込め、施術直後から効果を実感できることから、多くの芸能人や著名人も利用しています。
本記事では、美容鍼に即効性がある理由や継続的な施術による効果の違い、より効果を持続させるための方法などを解説します。
顔や頭部を中心に鍼をするため、痛そうなイメージをもつ方もおられますが、実際に体験してみると、痛みを感じない方がほとんどです。「興味はあるけど怖い」「効果がすぐに得られるなら試してみたい」そう思っている方はぜひ、本記事を参考にしてください。
美容鍼の効果は?
美容鍼はさまざまな肌トラブルに効果が見込めるだけでなく、全身の不調に対してアプローチできます。まずは基本的な効果を見ていきましょう。
美容鍼はさまざまな肌トラブルに効果あり!
美容鍼は、シワ・たるみ・くすみ・クマ・むくみなどの、さまざまな肌トラブルの改善に効果的です。肌トラブルを引き起こす根本的な原因にアプローチするため、解消できるお悩みは幅広く、1度の施術でも理想の美肌に近づけます。
「年だから仕方ない」「肌質や体質は変えられない」と諦めがちなお悩みも、美容鍼なら細部までケアできるでしょう。
美容鍼がさまざまな肌トラブルに効果がある理由には、鍼による血行促進作用が挙げられます。鍼を施術すると体内の免疫細胞は鍼を異物と認識し、異物を排除するために血行を促進させます。
結果として血色が良くなり、くすみやクマなどが解消され、お肌が1トーン明るくなることも。血行がよくなると老廃物も排出されるので、むくみが解消されて小顔効果も期待できます。
また、鍼の刺激によって、自覚できないほどの小さな傷が細胞につきます。細胞は傷ついた箇所を修復しようと自己治癒力を高めるため、新陳代謝が活発に。新しい細胞を生み出す力が強化され、さらに血行が良くなって、細胞に十分な酸素や栄養素が行き渡ります。
さらには、肌のハリを保つために重要な、コラーゲンやヒアルロン酸などの美肌成分の生成が促進されます。結果として、たるんでいたお肌はハリを取り戻し、シワやほうれい線も薄く、目立たなくなるのです。
全身の悩みにアプローチできる!
美容鍼は東洋医学の鍼灸をベースにしており、内臓の働きや自律神経のバランスを整える効果など、鍼灸による効果の一部も得られます。前述した鍼による血流の改善は、肩こりやむくみ、冷えの改善にもつながります。
また、自律神経や女性ホルモンのバランスを整える効果があり、生理不順・更年期障害・PMS・不眠などの改善にも有効です。他にも、腰痛や神経痛といった痛みの改善や、花粉症やその他アレルギーなどの免疫系の症状にも効果があります。
そして、お顔のトラブル改善は、原因を辿れば全身の悩みへのアプローチにもつながるのです。身体はバランスの崩れを感じると、より上部の筋肉で修正しようとします。つまり、猫背や左右のバランスのゆがみは、首や肩周りの筋肉、さらには顔の筋肉への負担につながります。
結果として、顔の左右差や歪みが生まれ、血色不良・肌荒れ・むくみなどの症状を引き起こすのです。そうならないために、美容鍼では全身の状態の改善をめざします。
美容鍼は即効性の高さも魅力のひとつ
美容鍼の人気の理由は、即効性の高さです。本項では、美容鍼に即効性が期待できる理由や、1度の施術でも期待できる効果を紹介します。
美容鍼で即効性が期待できる理由
美容鍼の大きな魅力のひとつは、即効性の高さにあります。特に血行促進の効果はすぐに表れるため、施術中から体がポカポカしてくるのを実感するでしょう。お肌のすみずみまで栄養が行き渡ることで、細胞が元気を取り戻します。施術直後に鏡を見れば、美肌効果を実感できるはずです。
肌トラブルを解消するためには、スキンケアももちろん重要ですが、体の外から美容成分を足す美容法は、効果が出るまでに時間がかかります。また、美肌のための生活習慣の改善も、1日でできるものではありません。一方で美容鍼は、体の中の細胞に直接働きかけて内側から美しさを引き出すため、即効性が期待できます。
特に即効性を感じやすいのは「顔のこり・はり」
>HARICCHIでは美容鍼を実際に試した方の協力を得て、どのような効果を即座に感じられたのか、アンケートを実施しました。結果は以下のとおりです。
(※実施元:HARICCHI(2022年6月実施。複数回答可))
約3割の方が「1回の施術で顔のこり・はりへの悩みに効果を感じた」と回答しました。美容鍼は、マッサージや機械では届かない、皮膚の下にある真皮層を直接刺激します。顔のこりがほぐれ、ほうれい線のような小さいシワには特に、1回の施術でも効果を実感する方が多いです。
顔のこりがほぐれて血行が良くなると、顔の筋肉が正常な位置に戻り、頬骨の位置が上がります。また、老廃物が排出され、むくみやたるみが解消されることで、フェイスラインがすっきりします。顔全体が立体的に見え、口角が上がり、美肌効果だけでなく、小顔効果も期待できるのです。
1回の施術で劇的な変化を実感できなくても、友人や家族から「肌がきれいになった?」「痩せた?」「メイクを変えた?」といった、うれしい言葉をかけられる方も多く見られます。
首や肩、頭皮のこりにも効果がある
美容鍼により期待できる効果は、顔に対するものだけではありません。先のアンケートからもわかるように、首や肩のこりに高い効果を感じる方もおられます。
顔のくすみやたるみは、首や肩の筋肉が硬くなることで顔の筋肉が引っ張られて頬がたるんだり、リンパや血液の流れが悪くなることで、顔がむくんだりするのが原因です。
顔の血行改善のためには、首や肩など悩みの原因にアプローチする必要があり、結果として、首・肩のこりの改善につながります。首や肩の硬くなっていた筋肉がほぐれると、首周りがすっきりと見え、見た目にわかるような効果も期待できます。
また、普段意識していない方が多く、効果を実感しづらいですが、美容鍼は頭皮のこりにも効果的です。姿勢の悪さや目の疲れ、首や肩のこりによって、頭皮も硬くなってしまいます。頭皮のこりをほぐすと、顔全体の皮膚が上に引っ張られます。
結果として、まぶたのたるみが改善され、黒目部分が大きく見えて若々しい印象を与えたり、視界が広がることで視力が上がったように感じたりすることも。頭皮のこりをほぐすことで顔全体の血行が改善され、顔色が明るくなることも期待できます。
美容鍼で期待できるその他の効果
他にも、美容鍼ではさまざまなお悩みへのアプローチが可能です。アンケートの「その他」の回答には、以下のようなお悩みへの改善が含まれます。
・噛み癖や歯ぎしりを原因とした顔のゆがみ
・筋肉の緊張からくる頭痛の改善
・四十肩や五十肩
・むくみ
・便秘
・不眠
リフトアップや美肌効果に加え、食事の際にいつも同じ方でばかり噛んでしまう噛み癖や、歯ぎしりを原因とした顔の左右の歪み、エラの張りにも効果的です。
また、慢性的な頭痛は、肩・首・頭皮のこりが原因となる場合が多く、こりを解消することで即座に痛みが和らぐことも。他にも、腕がまったく上がらない四十肩や五十肩に悩んでいた方が、1回の施術で上がるようになったケースもあります。
さらには、顔には神経が多く集まっており、顔の神経への刺激によって、内蔵の動きの活性化も期待できます。顔周りのケアにより、内蔵の不調を原因とするむくみや便秘が改善され、身体全体を健康な状態に保つ効果も。
加えて、滞ったリンパを流すために顔や首周りをもみほぐすことで、リラックス効果を感じ、ストレスの軽減や不眠の改善につながることもあります。
美容鍼を継続する必要はある?
美容鍼の効果を持続するためには、継続的な施術が不可欠です。本項では継続の重要性やどのくらいの期間・回数が必要なのか解説します。
美容鍼の効果を持続させるには継続的な施術を
美容鍼は施術後から効果を実感できる美容法ですが、効果を持続させるためには継続的な施術が必要です。
個人差はありますが、初めて美容鍼を受けた方でも、たるみやシワに対する効果は10日間ほど持続します。しかし、1回の施術だけではもとに戻りやすく、同じようなトラブルを引き起こしてしまいかねません。
美肌を維持するためには、定期的な通院が効果的です。肌の状態がよくなるにつれ、効果がより持続するようになります。HARICCHIでは、最初は4日間~1週間に1回の施術を数回行うことで肌の状態を一気に高め、以降は月に1回、メンテナンスとしての通院を推奨しています。
少しづつ身体を慣らしていくことが重要
つらい症状が続いている場合「強い刺激を与えて、1回の施術で高い効果を得たい」と考える方もおられます。「美容鍼には即効性がある」と聞くと、そう思うのも仕方ないでしょう。
しかし上記の通り、1回の施術では効果の持続は一時的であり、根本の原因を解決できません。
短い間隔で集中的に強い刺激を受けても急激な変化に身体が対応できず、術後に痛みを感じたり、他の部分にトラブルを生じたり、身体への負担が大きくなります。ある程度の感覚を空けながら、施術のたびに変化を確認し、少しずつ身体を慣らしていく方が、結果的に負担が少なく効果の維持も期待できます。
また、短いスパンで強い刺激を与えすぎると、身体が刺激に慣れてしまい、より強い刺激でないと効果が出なくなることもあるでしょう。ある程度の期間をかけて程よい刺激に身体を慣れさせることで、本来もっている力を活性化し、健康な状態に導くことが理想です。
そのためには身体の状態に合わせたペースで、継続的な施術をおすすめします。
美容鍼の効果を持続させるためにはセルフケアも重要
美容鍼の効果を持続させるには、日頃からのセルフケアも大切です。せっかく鍼で血流を良くしても、冷えや胃腸機能の低下により、再び血行不良を引き起こすこともあります。簡単にできるセルフケアと注意点を紹介します。
セルフケアは食事選びから意識しましょう
できるだけ体を冷やさないようにして、胃腸に優しい食事を意識しましょう。胃腸が疲れているときは、豆腐・ささみ・白身魚・キャベツ・じゃがいもといった、タンパク質を多く含む食材を選ぶのがおすすめです。他にも、以下のことを心がけましょう。
・生ものよりも火を通した温かいものを食べる
・1口20回以上噛む
・飲み水は常温か白湯にする
・水分は一気に飲むよりもこまめに
・夜は身体を冷やすものを食べない
スキンケア・マッサージは強すぎないように注意する
日常的なスキンケアやマッサージを、丁寧に行うことも重要です。
スキンケアの際にパッティングをする方は多いですが、肌を強く叩くと毛細血管が傷つき、しみの原因になることもあります。クリームや化粧水は手のひらで優しく押し込み、お肌に入念に浸透させましょう。
マッサージに関しても、力の入れ過ぎや強くこすってしまうと、角質層が傷ついて、乾燥やしみの原因になります。マッサージクリームやオイルを使って摩擦を防ぎ、皮膚表面をこするのではなく、皮膚の下の筋肉を緩めるイメージで行いましょう。
力が強ければ強いほど、効果が高まる訳ではありません。自分が気持ちいいと思える力加減が最適です。
最後に
美容鍼は高い効果が期待でき肌トラブル以外にもさまざまな効果が見込めます。しかし、1回の施術で満足してしまうと、またもとに戻って同じようなトラブルに悩まされるでしょう。より効果を高め、さらにその効果を維持するためには、継続して施術を受けることが重要です。
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