生理不順はなぜ起きる?鍼治療で見込める効果とは | 美容鍼灸の銀座ハリッチ | 東洋医学治療と美容鍼灸でいつも最高のあなたへ
日本語

メニュー

美容鍼灸・医療レーザーのハリッチ

日本語
  • English
  • 簡体中文

生理不順はなぜ起きる?鍼治療で見込める効果とは

2019.09.11

Contents

毎月定期的にきている生理が、ある日ふと止まってしまったらとても不安ですよね。反対に短い周期で何度も生理が来るのも不安。生理不順は一体なぜ起こるのでしょうか?また生理不順に陥ってしまったとき、どのように対処したらいいのでしょうか?

生理のメカニズム

女性は生まれつき、卵子のもととなる「原始卵胞」約200万個を卵巣に抱えています。そして赤ちゃんを産める体にまで成長すると、一定のサイクルで妊娠の準備を繰り返すようになります。

まず、約1ヶ月の周期で卵巣の中で1つの卵子が成長し、卵巣を飛び出します。これを排卵といいます。そして卵巣と子宮を結ぶ卵管の中で精子が来るのを待ちます。ここで卵子と精子が出会って受精卵になると、受精卵は卵管を通って子宮へ移動します。このとき、受精卵を受け止めるお布団のような役割をするのが子宮内膜です。排卵後の子宮内膜はフカフカと厚くなり、栄養をしっかり受精卵に届けられるようにたくさんの血液を蓄えます。

しかし、精子と卵子が出会わなければフカフカの子宮内膜は必要なくなりますよね。そのため子宮内膜は、ある一定期間を過ぎると血液や卵子と一緒に剥がれ落ちます。固まった子宮内膜を壊すため、血液のかたまりを溶かす酵素が分泌され、酵素によって液体となった子宮内膜が体外に流れ出ていくのです。これが生理です。

生理不順とは?

通常の生理のサイクルは?

個人差はありますが、健康な女性の場合、生理初日から次の生理を迎えるまでの周期は25日〜38日だと言われています。また、生理期間中に出血が見られるのは3〜7日です。

 

生理不順の種類

生理不順とはこのサイクルが乱れることを指します。生理不順は、生理が巡って来る周期に異常があるか、生理期間に異常があるかで、大きく4種類に分けることができます。

 

①稀発月経:

生理周期が通常より長いことを稀発月経と言います。徐々に長くなっていくこともあれば、急に生理が遅れることもあります。

 

②頻発月経:

稀発月経と反対に、生理と生理の期間が短いことを頻発月経と言います。周期が短いため、中には1カ月の間に2回生理が来ることもあります。

 

③過長月経:

通常3〜7日の月経期間が8日以上続く状態を過長月経と言います。

 

④過短月経:

過長月経と反対に、月経が2日以内で終わってしまうことを過短月経と呼びます。血液の量が少ないことも多いです。

生理不順になる原因は?

生理のサイクルは卵巣から分泌される女性ホルモンによってコントロールされています。そのため女性ホルモンのバランスが乱れると生理不順に繋がります。

女性ホルモンが卵巣から分泌されるまでの流れは複雑です。まず、血液中のホルモン量が少なくなると、脳の視床下部というところが「女性ホルモンを作るよう、卵巣に指示を出しなさい」と脳下垂体に指令を出します。それを受けて脳下垂体が「女性ホルモンを作りなさい」と卵巣に指示を出すことで、初めて女性ホルモンが分泌されるのです。

視床下部・脳下垂体・卵巣のどこかに問題があると、ホルモンが正常に分泌されなくなります。

ストレス

女性ホルモンの分泌で大切な役割を担っている視床下部と脳下垂体は脳の一部で、ストレスの影響を非常に受けやすい器官です。そのため、精神的なストレスを受けたり極端なダイエットしたりすると、うまく指令を出すことができなくなって生理不順を引き起こすのです。

更年期

閉経の前後5年の期間を更年期と言います。更年期に差し掛かると閉経の時期が近づくため生理不順が起きるようになります。

日本の女性が閉経を迎える時期は平均して50〜51歳なので、40代後半から更年期に突入する人が多いです。しかし、当然個人差はあるので早ければ40代前半から更年期に入る人もいます。

慢性的な冷え

オフィスワークなどで冷房の効いた部屋に長時間いると、慢性的に体が冷えた状態になり、血流が悪くなります。血液が滞ることによって卵巣がうまく働くことができず、生理不順を引き起こすこともあります。

婦人科系の病気

生理不順で怖いのが婦人科系の病気。下手に放置しておくと妊娠できない体になってしまうこともあるので、「ストレスかな?」で終わらせず、必ず産婦人科を受診するようにしましょう。

生理不順を引き起こす病気としては、無排卵月経・子宮筋腫・子宮内膜症・子宮内膜ポリープ・子宮頸がん・子宮内膜がんなどがあります。

鍼治療は生理不順に有効なの?

婦人系の病気以外が原因で生理不順になっていた場合、対応が難しいですよね。ホルモン剤などの薬で生理を促す方法もありますが、薬の副作用が怖いという方もいるのではないでしょうか。そんな方にオススメなのは、東洋医学の一つである鍼治療です。鍼治療には血行を良くし、副交感神経の働きを活性化させてリラックスした状態を作り出すことができます。

また、生理不順はホルモンバランスを整える事が重要であり、鍼灸治療による刺激が自律神経に働きかけてホルモンバランスを整えてくれるので、生理不順に効果があると言われています。WHO(世界保健機関)でも、生理不順に対する鍼治療の有効性は認められています。日常のストレスによる生理不順は、東洋医学では「疏肝解鬱(肝を整えて鬱の状態を解く)」という治療法を用い、全身の血流を充満させる「肝」の機能を整える事で心身に溜まったストレスを解消し、生理不順の改善の期待ができると言われています。

まとめ

ストレスなど様々な原因で引き起こされる生理不順。妊娠できなくなる可能性もあるので、放置するのは絶対にやめましょう。生理不順は心身のバロメーターとも言われているので、きちんとした診察を受けることと合わせて、一度自分の生活習慣を見直してみるといいでしょう。

<<< ブログTOPに戻る

関連記事