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肌荒れが気になるときの効果的なスキンケア方法と美容鍼によるアプローチ

2022.08.30

Contents

「より美しくありたい」こんな願いを持つすべての女性にとっての大敵である「肌荒れ」。いくらステキな服に身を包んでバッチリメイクをしても、肝心のお肌が荒れてしまってはなかなかうまくいきませんよね。そこで今回は、肌荒れを防ぐためのスキンケア方法や、美容鍼による肌荒れへのアプローチについてご紹介します。

女性の悩み「肌荒れ」とは


一言で「肌荒れ」と言っても、その要因には年齢、体質、遺伝、外的要因、生活習慣と、さまざまな要素が複雑にかかわりあっています。お肌についての悩みは人それぞれであり、まさにお肌の数だけ悩みが存在しているということですね。

 

これからご紹介するのは、女性が持つお肌の悩みについて、2022年4月に実施したハリッチ独自アンケートの結果です。

 

あなたがお肌のトラブルで気になることは?

・乾燥 23.5%

・肌荒れ 23.5%

・くすみ 23.0%

・化粧崩れ 11.4%

・化粧ノリの悪さ 10.9%

・毛穴 3.3%

・シミ 1.5%

・ニキビ 1.5%

*2022年4月ハリッチ独自アンケートによる。回答数200名・複数回答


上位3位にランクインしたのは、いずれも20%以上の回答があった「乾燥」「肌荒れ」「くすみ」でした。また「化粧崩れ」「化粧ノリの悪さ」が続くなど、お肌のコンディションがよくないとメイクの映えにも問題が出てきてしまうことが分かりますね。

 

肌荒れの症状とは


アンケート結果でも分かるように、肌荒れの症状は実にさまざまです。お肌が乾燥したり、大人ニキビができてしまったり…。アンケートで挙げられたもの以外にも、かゆみや赤みなどもありますし、いくつかの症状が同時に表れてしまうこともありますよね。

 

<肌荒れのできやすい場所と原因>


顔の中で肌荒れの症状が出やすいのは、おでこ、ほお、髪の生え際、口周りなどです。東洋医学では、顔のどこに肌トラブルが現れるかで、身体の健康状態を判断できると考えられています。

 

・おでこ:心臓の症状、ホルモンバランスの乱れ、前髪が触れることによる刺激など

・ほお:胃腸や肝臓の疲れ、乾燥、便秘など

・髪の生え際:シャンプーや洗顔料の洗い残しなど

・口周り・顎:胃腸の疲れ、ホルモンバランスの乱れ、便秘など

 

美容鍼においても、身体と顔の状態には密接な関係があると考えられています。そこでHARICCHでは、お肌のトラブルの原因と考えられる内臓の調子を整えてから施術を行うことで、内面と外面の両方からお肌の悩みをよい方向に導くことを目指しています。

 

肌トラブルの根本的要因とは


これまで述べてきたように、お肌のトラブルを引き起こす要因にはさまざまなものが考えられます。その中でもより根本的な要因としては、以下の2つを挙げることができるでしょう。

 

1.肌のバリア機能の低下
2.ターンオーバーの乱れ

 

1.肌のバリア機能の低下


健康な状態のお肌には、外部の刺激から肌を守る働きをする「バリア機能」が備わっています。この働きを担うのは、肌表面にあるわずか0.02ミリの角質層です。ここにうるおいを蓄えることで、乾燥や外部刺激からお肌を守っているのです。

 

けれども、何らかの原因でお肌の油分と水分のバランスが崩れてしまうと、このバリア機能が低下します。結果的に肌荒れにつながるというわけです。

 

2.ターンオーバーの乱れ


ターンオーバーとは、「肌の代謝」あるいは「皮膚細胞の生まれ変わり」を指します。このリズムが乱れてしまうと、肌荒れにつながってしまうのです。

 

たとえば、お肌の代謝のサイクルが早すぎると、まだ未熟な肌細胞が表面に出てきてしまうため十分なバリア機能を発揮できません。逆に遅すぎると、古い角質がはがれ落ちずに残ってしまうので、新しい肌が表面に出られなくなります。

 

古い角質には保湿能力がありませんから、肌の表面はガサガサです。このようにターンオーバーの乱れは、いずれも肌荒れの要因となります。

 

なお、肌荒れの主な種類と原因については、こちらの記事「美容鍼って肌荒れにもいいの?」でさらに詳しく紹介しています。

 

肌荒れにアプローチするセルフケア方法


では、このような肌荒れを自宅でケアする方法にはどのようなものがあるのでしょうか。肌荒れにおけるセルフケア方法としては大きく分けて以下の2つがあります。

 

1.スキンケア
2.生活習慣の改善

 

ここからは、自宅でも手軽にできるセルフケアについて、それぞれご紹介していきます。

 

1.スキンケア


肌荒れが起こりやすい人は、毎日のスキンケアでお肌のうるおいをキープし、お肌のバリア機能を整えることが大切です。正しいスキンケア方法を身につけて、肌荒れが起きにくくなるお肌を目指しましょう。

 

<洗顔でお肌をリセット>


毎日の洗顔はスキンケアの基本です。お肌についている化粧品や汗、汚れなどを「今日も一日がんばったね」という思いとともに、ていねいに洗い流していきましょう。

汚れがお肌に残ったままになっていると毛穴の奥が詰まってしまい、ニキビなどの要因になってしまいます。

 

また、汚れを早く落としたいからといって、力を入れてゴシゴシこするなどすると、お肌を傷めてしまいます。結果として乾燥肌の原因にもなるため要注意です。

「洗顔」は朝と夜の1日2回、洗顔料をよく泡立てて、泡でお肌を包み込むようにして行いましょう。そうすると、泡の弾力で指の刺激をお肌に伝えることなく洗うことができます。

 

仕上げとなるすすぎでは、人肌程度のぬるめのお湯を用い、すすぎ残しがないか鏡でチェックしながら、最後までていねいに洗い流します。洗顔後は、清潔なタオルでお肌をこすらずそっと押さえるようにして、水気をやさしく吸収させましょう。

 

<保湿でうるおいキープ>


洗顔の後は化粧水や乳液を用いてしっかりと保湿ケアを行います。洗顔後は時間の経過とともにどんどんお肌が乾燥していくので、できるだけはやく保湿ケアができるように、洗面所などに保湿アイテムを準備しておくとよいでしょう。

 

お肌の保湿に当たっては、まずは化粧水でたっぷりと水分を補給し、お肌をやわらかくします。続いて乳液で油分を補給することでうるおいをキープし、お肌のバリア機能を整えていきましょう。

 

お肌のコンディションによっては、さらに保湿マスクや美容クリームなどによるケアをプラスするなどして、うるおいを与えてあげるのもよいですね。

 

<紫外線対策>


紫外線は肌表面や角質層内のうるおいを奪い、バリア機能を低下させる原因となります。そのため、真夏だけでなく冬や春先など年間を通じて紫外線対策を行うことが大切です。

 

外出時には帽子や日傘などを用いて、物理的に肌を紫外線からガードしましょう。それに加えて日焼け止めや、UVカット機能のある下地やファンデーション、あるいはBBクリームなどを上手に使って、忙しい時でもしっかりとした紫外線対策を行うとより効果的です。

 

なお、屋外レジャーを楽しむ時や長時間外にいる日などは汗や皮脂によって日焼け止めが落ちてしまいますので、こまめな塗り直しを忘れないようにしましょう。外出時はスプレータイプの日焼け止めを携帯すると、いつでもどこでも重ね塗りがしやすいのでオススメです。

 

2.生活習慣の改善


お肌は体のコンディションを映し出す鏡です。生活習慣の乱れはお肌にすぐに反映されるものです。お肌のコンディションを整えたいのであれば、まずは基本的な生活習慣から見直していきましょう。

 

<質のよい睡眠をキープ>


お肌が生まれ変わる「ターンオーバー」は、睡眠中に活発になります。なかでも最新の研究によるとターンオーバーを促す成長ホルモンは人が深い眠りに入ったときに分泌されるということがわかっています。

どの時間帯に寝るかということよりも、質の良い深い睡眠をとることが大切なのです。

 

その上で、もっとも良いのは7時間睡眠だともいわれています。睡眠の質とともに睡眠時間もしっかり確保したいですね。就寝前は飲酒や喫煙、ブルーライトを発するスマホなどの使用といった、睡眠の質を低下させてしまう行為はなるべく控えましょう。

 

さらに、就寝時刻の1〜2時間前には入浴をすませるようにしましょう。自然な眠気が訪れやすくなりますよ。

 

暑くて寝不足になりがちな夏の時期は、通気性がよくて肌触りがよい寝具やパジャマを選びましょう。また、エアコンのタイマー機能などを上手に使うなどさまざまに工夫しながら、心地よい睡眠を手に入れましょう。

 

<栄養バランスのとれた食事を摂る>


スキンケアなどで体の外からお肌にうるおいを補うことももちろん大切ですが、体の中から整えることもとても重要です。

毎日の食事では、お肌や身体を作るタンパク質はもちろんのこと、ビタミンや食物繊維が豊富に含まれる野菜など、さまざまな食材をまんべんなく摂るようにしましょう。

 

特に、レモンやキウイ、赤ピーマンといったビタミンCを含む食材、さらにニンジンやほうれん草、かぼちゃといったβ-カロテンを含む食材は、お肌や粘膜をすこやかに保つ働きに加え、活性酸素から身体を守る抗酸化作用もあるのでおすすめです。

 

また、ニキビが気になるときは、皮脂の分泌を調整する栄養素を含む以下の食品を積極的に摂るように心がけましょう。

・ビタミンB1→豚肉、うなぎ、たらこ

・ビタミンB→うなぎや卵、納豆、乳製品

・ビタミンE→アーモンドや植物油、アボカド

 

<適度な運動>


ストレスがたまっていたり、睡眠の質が低下したりすると、自律神経が乱れがちになり、お肌の新陳代謝のリズムにも悪影響を及ぼします。こんなときは、毎日の生活の中に適度な運動を取り入れてみましょう。

日常的に体を動かすことで、血行の促進やストレスの解消、睡眠の質の向上などが期待できるようになりますよ。

 

仕事や家事、育児などで忙しく、スポーツジムなどに通う時間がないという方は、外出時にエスカレーターではなく階段を使ってみてください。あるいは目的地の1つ手前の駅で降りて歩くといったことでも、よい運動になります。

 

外出が難しいときは、自宅でYouTube動画などを参考に、ダンスやヨガ、ストレッチなどにチャレンジしてみるのもよいですね。

 

肌荒れに対して美容鍼ができること


「自分にできるセルフケアにはいろいろチャレンジしてみたけど、いまいち良い変化が感じられない」

こんな場合には、美容鍼による肌荒れへのアプローチがおすすめです。

 

美容鍼とは


鍼治療とは、古代中国から発展してきた東洋医学の一つです。体にあるツボに鍼を打つことで血液の流れを良くし、体が持っている本来の力を引き出すことができるため、昔から体の不調に悩む多くの人々に重宝されてきました。

 

この鍼治療をルーツに持つ美容鍼もまた、自律神経の乱れや内臓機能の乱れを正常に整える効果など、西洋医学だけでは根本的な解決ができない分野の治療を得意としています。その効果は世界中で確認されており、近年ではWHO(世界保健機関)もその効果を認めました。

 

美容鍼によるお肌へのアプローチとは


ここからは、肌荒れに悩む人に対して、美容鍼ができるアプローチについてご紹介していきます。

 

<お肌のバリア機能を高める>


加齢やストレスなどが原因で体内の血流が悪化し、新陳代謝が落ちてくると、お肌のバリア機能も下がってしまいます。肌荒れの多くはお肌のバリア機能が低下することが原因で引き起こされますが、これには血流の悪化、さらにはそれによって体が本来持っている力が発揮できなくなってしまうことが大きな要因でもあるのです。

 

美容鍼では、体が持っている自己治療力を利用することで、この問題にアプローチします。美容鍼の施術では全身のツボに鍼を打って血流をよくし、新陳代謝を活性化させるのです。

 

例えばお顔の場合は、専用の美容鍼で真皮層2mmの部分をダイレクトに刺激します。するとその傷を修復しようとお肌が目覚め、数日後には鏡を見るのが楽しくなるようなお肌本来の美しさがよみがえるというわけです。

 

このように美容鍼では、わたしたちの肌がもともと持っている修復反応を活用することで、弱っていたお肌のバリア機能を高め、本来の美しさを引き出していきます。

 

<自律神経の乱れとお肌のリズムを整える>


ストレスなどが原因で自律神経のバランスが乱れると、体を休めるべきタイミングに適切な睡眠や休養を取ることができなくなってしまい、不眠やイライラ、耳鳴り、めまいなどの様々な症状に悩まされることがあります。

 

美容鍼は、このような乱れた自律神経に対してもやさしくアプローチします。それにより、自律神経とお肌のリズムが体の内側から自然に整えられていきます。結果的に、肌荒れに悩まされていた現状からの解放という、うれしい変化が期待できるでしょう。

 

最後に


さまざまな肌荒れが気になってしまうのであれば、まずはスキンケアや生活習慣の改善など、自宅でできる対策からトライしてみてはいかがでしょうか。さらに本質的なアプローチをしたい方には美容鍼がおすすめです。

 

ご自身にあった方法を見つけて、肌荒れからの解放を目指しましょう。

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