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しわはできるタイプや年代によって違う!原因やお手入れ方法について解説します

2022.08.30

Contents

目じりや口の周りのしわ、「老け線」ともいわれる「ゴルゴしわ」など、しわはどこにできても気になりますよね。また、眉間やおでこに刻まれた深いしわは気難しそうに見えてしまいます。できれば、このしわをなんとかしたいと思うもの。

この記事では、しわのできる原因とできやすい場所、年代別のお手入れ方法について解説します。

しわの予防とできてしまったしわのケア

しわは一夜にしてできるものではありません。長い間の習慣によってできるものも多いのです。できてしまったしわには、根気強いアプローチが必要になります。また、今から新たなしわを作らないように、日ごろからしっかり対策をしましょう。

 

保湿を怠らない

しわの原因になる乾燥対策は、とにかく保湿あるのみです。化粧水をつけたら必ず乳液で「蓋」をして、お肌から水分が逃げないようにしましょう。

 

お風呂からあがってそのまま何もつけずにほったらかしだったり、朝起きて洗顔をしたあと、いきなりファンデーションを塗ったりするのは、お肌によくありません。

 

夏はべたべたするのがいやだからと、化粧水だけで乳液はつけないというのも、お肌を乾燥させる要因です。

 

表情筋のエクササイズをする

こめかみを手で押さえるようにしたまま、口を大きく開け、そのまま「あいうえお」と声を出してみましょう。これを5回繰り返して1セット。1日に3回行うと良いでしょう。声を出すのでストレス解消にもなりますよ。

 

ストレスをためない

ストレスは、美肌を保つ女性ホルモンの働きを狂わせます。自分のご機嫌をとる方法を見つけ、ストレスを上手に逃がしましょう。

 

睡眠時間をしっかり取る

お肌のターンオーバーは、睡眠の間に進みます。特に夜中の12時から2時は「ゴールデンタイム」と呼ばれる、とても大切な時間です。また睡眠時間をしっかり確保することは、ストレスに強い体を作ることにもなりますから、潤いのあるお肌のためには、とても大切なことです。

 

最近の研究では睡眠時間の長さとともに、睡眠の質も大切であることが分かってきました。良質な睡眠は細胞のターンオーバーを促します。良質な睡眠のためには生活リズムや食生活の見直しも大切です。

 

良い食習慣を維持する

質の良い睡眠や、ストレスに強い肌を作るために欠かせないのが、バランスの取れた食習慣です。特に、良質な睡眠のために必要なたんぱく質や、ナイアシン、グリシンといったアミノ酸、ビタミンB1やB6を含む食品をとることです。これらは、メラトニンやセロトニンといった、良い眠りを得るためのホルモンを生成します。

 

たとえば乳製品や大豆製品、青魚やバナナ、玄米などの穀類には、良質のたんぱく質やビタミンが多く含まれており、良い睡眠を促す必須アミノ酸の原料となります。しかし、これらを一度の食事でまかなうのは難しいので、1日のうちにバランスよく食べることで、必要な量を摂るようにしましょう

 

マッサージをする

マッサージで血流を促す方法も、できてしまったしわに対するケアの一つとしてぜひ取り入れたいものです。マッサージをするときは、力を入れすぎないよう注意が必要で、必ず専用のマッサージクリームやオイルなどを使用してください。

 

眉間に力が入っているなと感じたときに、目と目の間を指で軽くつまむようにして上下に動かすだけでも効果があります。

 

紫外線対策は万全にする

紫外線は一年中降り注いでいます。できれば雨の日も曇りの日も、365日欠かさずに紫外線対策を行うことが大切です。常に日焼け止めを使用し、帽子や日傘、サングラスなどを利用して、紫外線対策を行いましょう。

 

しわのセルフケアについては老け顔の原因となるしわ対策、美容鍼でできることとセルフケアについての記事も参考にしてみてください。

 

年代別しわの改善方法

年齢にあったしわ対策をしていますか?年齢によって、できるしわのタイプは変わります。いつまでも若い時と同じお手入れをしていると、いつのまにかしわが深く刻まれて、真皮にまで達してしまうかもしれません。意識し始めたのが何歳であっても、気になったらすぐにお手入れを始めましょう。

 

20代のしわ対策

20代のうちは肌の修復能力が高く、それほど手の込んだ対策を行う必要はありません。しかし5年後、10年後の「キレイ」のために、保湿はしっかり行いましょう

 

30代のしわ対策

「25歳はお肌の曲がり角」といわれるように、25歳を過ぎると緩やかにではありますが、お肌の保湿能力が衰えていきます。30代になったら基礎化粧品のラインナップをエイジング対策のものに変えても良いでしょう。

 

40代のしわ対策

40代は、そろそろ本格的にエイジング対策が必要になってくる頃です。子供の進学や自分の仕事の悩みに加えて、親の介護など、ストレスの多い時期でもあります。バランスのとれた食事や睡眠時間の確保を大切にし、ストレスにまけないお肌作りをめざしましょう。

 

50代のしわ対策

50代は、そろそろ閉経を迎える頃です。閉経を迎えると、女性ホルモンの分泌は少なくなります。女性ホルモンはお肌を美しく保つために大切なものですが、その働きが弱まるため、自力でお肌の状態を元に戻すのはなかなか難しくなります。エステや美容鍼など、外からの助けも上手に利用しましょう

 

しわの原因になること

ここまで、しわの予防やケアについてお伝えしてきましたが、そもそもしわの原因になるものは、ひとつではありません。たとえば乾燥や紫外線、加齢やストレスなど、さまざまです

 

赤ちゃんの時にピチピチだったお肌は、歳を重ねるにつれて、しわができるものです。それはある程度、仕方のないことではありますが、お手入れによってはその速さや深さをコントロールすることができます。

 

共通の原因になるもの

肌は三つの層からできています。特に、真皮層に張り巡らされたコラーゲンはお肌の潤いを保つためには大切です。しわのない肌には潤いがあります。コラーゲンが網目状の組織を作ることにより、その網の目の間に水分を閉じ込めることで潤いを保つのです。

 

しわのできにくさはコラーゲンの量、またその網目がどれぐらい密であるかに、大きく左右されます。そのためまず、しわができる原因を知りましょう。原因がわかれば、それを避けることにより、しわができる速度を遅らせられるでしょう。

 

乾燥

お肌が乾燥している状態は、コラーゲンでできた網目状の組織の結合が弱くなっている状態です。この時、肌のきめは粗くなっています。きめが粗くなるとお肌内部の潤いが蒸発するため、それが細かいしわのもとになるのです。

 

乾燥は冬場だけでなく、夏場にも起きます。汗をかいたままにしていると水分が蒸発する時に、肌の潤いまで一緒に奪われるので、汗はこまめに拭きましょう。またエアコンの効いた部屋に長時間いることも、肌が乾燥する原因になります。夏場は十分な水分を取ることや、冬場と同じぐらいていねいにお肌をケアすることが必要です。

 

実はマスクも、お肌の乾燥の原因のひとつです。コロナ禍以降、マスクをしている事が多くなりました。マスクの中は過湿状態で、外した時に、いっきに湿気が放出されます。その時、肌は急激に乾燥にさらされるので注意が必要です。

 

紫外線

紫外線は常にあるものですが、特にUV-B波と呼ばれる波長の長い紫外線には注意が必要です。B波は肌の奥深いところにある真皮層まで届きます。コラーゲンやセラミドなど、肌の保湿を担う大切な組織を破壊するため、紫外線に晒された肌はしわができやすくなるのです。

 

加齢

加齢は避けられないもの。ですが、加齢によってターンオーバーの期間が長くなり、それが肌の状態に大きく関係するのです。コラーゲンやエラスチンといった、お肌の潤いを閉じ込めている繊維が作られにくくなるため、お肌はだんだん弾力を失います。それは肌の乾燥やたるみ、しわの原因になるのです。

 

また加齢に伴って女性ホルモンが減少することも、しわが増える原因になります。女性ホルモンは肌の新陳代謝を促し、肌をみずみずしく保つ働きをするため、加齢とともに女性ホルモンが減ると、だんだんしわが増えるのです。

 

ストレス

ストレスもしわのできる大きな原因になります。ストレスによって肌の状態が悪くなるのはよく知られていますが、これは自律神経の乱れがもとで、肌のターンオーバーがきちんと行われなくなるためです。

 

またストレスが原因で生理周期が乱れることによっても、やはり同様に肌が良い状態を保てなくなり、しわができやすくなります。潤いの保たれたお肌にとっては、ストレスは良くないものです。上手につきあって、適度に発散させたいですね。

 

表情のくせ

視力が落ちて目を細めたり、眉を寄せたりするくせがあるなら要注意です。パソコンやスマホを長い時間見ていることが原因で起こる目の疲れによって、視力が一時的に落ちることもあります。そこに乾燥や加齢による肌の弾力の低下が重なることで、しわが寄り元に戻らなくなるのです。

 

部位別の原因

次に、しわができやすい部位ごとに原因を見ていきましょう。

 

目の周り

目の周りは、顔の中でも特に皮膚が薄く皮脂も少ないため、最も乾燥しやすい部分です。落ちにくいアイメイクを落とそうとして、クレンジングでこすりすぎると、肌の表面に細かい傷がつきます。その傷からどんどん水分が蒸発するため、より乾燥が進行し、それが細かいしわ(ちりめんじわ)の原因になるのです。

 

口の周り

食べたり飲んだりすることで、口の周りは濡れたり乾いたりを繰り返しやすい部分です。また汚れをふき取る時に、必要な皮脂まで失われることで乾燥しやすく、しわができやすくなります。

 

おでこ

表情筋があるため、表情の豊かな方はどうしても、おでこにしわができやすくなります。特に、額をあげる癖がある人は注意しましょう。また、皮脂が過剰に分泌される部位でもあるため、化粧直しの際に脂取り紙などを使うことがあるでしょう。必要な皮脂までとってしまうと乾燥しやすくなり、しわの原因になります。

 

眉間

眉間は紫外線にさらされやすいだけでなく、表情の癖などの影響を受けやすいところです。目の周りに近く乾燥しやすいため、一度しわになると深く刻まれてしまうことがあります。

 

首の皮膚は薄く、もともと皮脂腺が少ないため乾燥しやすい部位です。汗をかきやすい部分でもあるため、頻繁にふいたりこすったりすることで刺激が多くなり、余計に乾燥しやすくなります。

 

しわのタイプ

次に、しわのタイプ別に原因を考えましょう。

 

①表情じわ(乾燥じわ・小じわ)

顔にできるしわは、ほとんどが乾燥によるしわです。タイプとしては、浅く細かいもので「ちりめんジワ」とも呼ばれます。

 

目の周り

主に乾燥が原因です。目の周囲に、くしゃくしゃに紙を丸めたときにできるような細かい、細胞の輪郭に沿ったしわができるのが特徴です。前項でも述べたように、目の周りの皮膚は薄く、紫外線や刺激にとても弱いため、最もしわができやすいところです。

 

その他にも「笑いジワ」と言われる、目尻にできるシワもあります。これは表情の癖とも関係しており、一概に悪いとは言えないものですが、深くなる前にお手入れしたいものですね。

 

口の周り

口の周りにできるしわも、主な原因は乾燥です。浅く、細かいのが特徴で、口の周りに縦にしわができていきます。口の周りにできたしわは、年齢以上に老けた印象を与えるので注意したいですね。

 

②表情じわ(表情筋のしわ)

同じ表情を繰り返すと、表情筋の上にある脂肪と皮膚が伸びたり縮んだりして、やがてしわが定着します。特におでこや眉間、目尻などには表情じわができやすいものです。喜怒哀楽を表現するときの表情筋は、全部で30ほどあるといわれており、人それぞれ各表情筋の使い方は異なるうえに、独特のくせがあります。

 

③真皮じわ(大じわ)

真皮まで達してしまった深いしわは、肌のたるみが原因です。できてしまったしわは、ケアしても消すのは難しくなります。日ごろからのお手入れによって、早めに対処したいですね。

 

ほうれい線・目の下のしわ

乾燥によって肌の張りが失われると、顔の筋肉は重さに耐えられず、重力にしたがって下へ落ちていきます。また、紫外線によって肌の張りを保つコラーゲンやエラスチンといった繊維に、ダメージを受けることによってもたるみが生じます。これがほうれい線や目の下のクマになります。

 

ゴルゴじわ

ゴルゴじわとは、有名な漫画で主人公の顔の特徴として描かれていたしわのことです。顔の中心を斜め45度に横切るしわで、「老け線」とも呼ばれます。乾燥によって肌がたるみ、さらに表情筋が動かなくなることにより、深いしわとして刻まれてしまいます。

 

しわの改善にアプローチするハリッチの美容鍼

ハリッチでは美肌を保つための美容鍼によるアプローチを、各年代にあわせて行っています。セルフケアはもちろん大切ですが、年齢を重ねるとともに、それだけではなかなか満足な結果が得られにくくなるものです。

 

美容鍼は髪の毛よりも細い鍼で、肌細胞にダイレクトにアプローチします。ストレスや疲れなどで固くなった細胞に鍼をすることで血流を促し、肌本来の機能を高め、潤いを与えるように促すのです。

 

美容鍼がどのようにしわに対して効果があるのか「眉間のシワのお悩みに美容鍼ができることは?」の記事も参考にしてください。

 

まとめ

できてしまったしわを消すのは難しいですが、きちんとしたお手入れで目立たなくすることができます。また、それ以上にしわができにくい肌の状態を保つのが大切です。

 

・良い生活習慣

・セルフケア

・美容鍼

 

上記のように、今からでもできることはたくさんあります。自分にあったケアの仕方を見つけてくださいね。

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