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東洋医学について
東洋医学とは何か?
広大な土地からできていた古代中国では、地域によって異なる技術が生まれました。寒い北の地域では体を温めるための灸治療が、魚や塩分の取りすぎで皮膚疾患の多かった海岸地帯ではツボ治療が、高温多湿による関節疾患の多かった南の地域では鍼が発達しました。他にも地域ごとの特徴によって、気功やあんま、漢方などが生まれました。
それらが融合し、陰陽五行や気血水などの考え方が組み合わさって、東洋医学として成立したのです。
東洋医学の考え方①体のバランスを整える3つの要素
東洋医学において体調を左右するのが3つの大切な要素、気・血(けつ)・水(すい)です。気・血・水のバランスが保たれているのが健康な状態で、どれか一つでも量や働きが乱れると体調悪化に繋がると考えられています。

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体を構成している「気」は、生命活動を維持するために働いています。血や水、臓器を動かしたり、体を温めたり、病気から体を守るなど、様々な役割を果たしているのです。体にとって必要なものを作り出す働きもしていて、血や水も気から作られます。
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「血(けつ)」は血管の中を流れる血液のことを指します。全身をめぐって栄養を届ける働きをしており、気が働く上で必要な栄養も血によって運ばれます。
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血以外の全ての水分を「水(すい)」と言います。体を潤してくれる水があることで、気も血も体の中を循環できるのです。また、水が欠けていると血も作られないのです。
このように、密接な関係性にある気・血・水の3つがどれか1つでも乱れると、全体のバランスが崩れて肌トラブルや冷え、むくみ、さらには頭痛や生理不順など様々な不調を引き起こすようになります。
東洋医学の考え方②東洋医学の特徴
東洋医学と西洋医学の特徴
西洋医学と東洋医学で大きく異なっているのは、体に対する考え方です。西洋医学では体を一つひとつのパーツの集合体として考えているので、悪い部分を見つけたらそのパーツだけを治療することがほとんどです。一方、東洋医学は体全体を一つのものとして見ているのが特徴です。先ほどご紹介した気・血・水のようにある程度のパーツに分かれていても、お互いが密接に関係していると考えています。どこか悪い部分が体全体に影響を及ぼし、別のところに症状として現れているのが東洋医学での病気の考え方なのです。
治療方針の違い
西洋医学では病名にのっとって治療をします。様々な検査を行い、病名を確定させ、病名が確定したらあとは型にはまった治療を進めていきます。そのため検査で異常が出なければ、患者さんがどんなに不調を訴えていても、根本的な改善方法を示すことが難しい場合もあるのです。特に神経系の病気やホルモン系の病気、病気一歩手前の、いわゆる「未病」という状態を治療するのは、西洋医学はあまり得意分野ではありません。
対する東洋医学では、患者さんへの問診やその時点で体に現れている症状などから全身の状態を把握して改善方法を探して行くため、自律神経失調症やリウマチ、アトピーなどのように病院で原因不明と言われるような病気の治療を得意としています。
東洋医学と西洋医学を組み合わせた治療も
東洋医学の一つである鍼治療は、世界各国でその効果を認められ、近年ついにWHO(世界保健機関)にも認められるところとなりました。実際の医療現場でも鍼を取り入れて治療をするケースはしばしば見られ、脳梗塞のリハビリなどで鍼が使われることもあります。医師が治療の一環として鍼をすることもあれば、医師からの紹介で鍼治療院に通う方もいます。これからは東洋医学と西洋医学を組み合わせた治療がより注目されていくことでしょう。
東洋医学の考え方
-東洋医学の特徴-
東洋医学は宗教っぽくて怪しいもの、と考える方もいるかもしれませんが、実はその効果は全世界で認められていて、最近では西洋医学と東洋医学を組み合わせた治療も多く取り入れられるようになってきました。東洋医学と西洋医学には一体どのような違いがあるのか、二つを比較してみましょう。
西洋医学と東洋医学の違い

東洋医学と西洋医学の特徴
西洋医学と東洋医学で大きく異なっているのは、体に対する考え方です。西洋医学では体を一つひとつのパーツの集合体として考えているので、悪い部分を見つけたらそのパーツだけを治療することがほとんどです。一方、東洋医学は体全体を一つのものとして見ているのが特徴です。先ほどご紹介した気・血・水のようにある程度のパーツに分かれていても、お互いが密接に関係していると考えています。どこか悪い部分が体全体に影響を及ぼし、別のところに症状として現れているのが東洋医学での病気の考え方なのです。
治療方針の違い
西洋医学では病名にのっとって治療をします。様々な検査を行い、病名を確定させ、病名が確定したらあとは型にはまった治療を進めていきます。そのため検査で異常が出なければ、患者さんがどんなに不調を訴えていても、根本的な改善方法を示すことが難しい場合もあるのです。特に神経系の病気やホルモン系の病気、病気一歩手前の、いわゆる「未病」という状態を治療するのは、西洋医学はあまり得意分野ではありません。
対する東洋医学では、患者さんへの問診やその時点で体に現れている症状などから全身の状態を把握して改善方法を探して行くため、自律神経失調症やリウマチ、アトピーなどのように病院で原因不明と言われるような病気の治療を得意としています。
東洋医学と西洋医学を組み合わせた治療も
東洋医学の一つである鍼治療は、世界各国でその効果を認められ、近年ついにWHO(世界保健機関)にも認められるところとなりました。実際の医療現場でも鍼を取り入れて治療をするケースはしばしば見られ、脳梗塞のリハビリなどで鍼が使われることもあります。医師が治療の一環として鍼をすることもあれば、医師からの紹介で鍼治療院に通う方もいます。これからは東洋医学と西洋医学を組み合わせた治療がより注目されていくことでしょう。
東洋医学における鍼灸とは?
-鍼灸はなぜ効果があるのか?-
東洋医学と言えば、漢方を先に思い浮かべる方も多いかもしれませんが、実は鍼灸の方が歴史も古く世界的に東洋医学と言えば鍼灸治療がメジャーな治療法です。
鍼灸は「経絡」と言う気が流れている経路とその上に点在する「経穴」つまりツボを鍼で刺激することで「経絡」を流れる気の流れを整えると言われています。
そのため、一つのツボでその部位だけではなく離れた場所や内臓にも作用すると言われています。
鍼灸の効果の出方は3つのルートがあります。
皮膚の下で局所の反応が起こる
ツボや異常なコリがある場所に鍼をするとそのツボ周りの皮膚や筋肉を通る血管が拡張し、その結果血流が改善することで痛みや治療を促す反応。

脳から全身に渡って反応が伝わる
ある部位を刺激することで、それが脳に伝わり、全身に反応が起こるルート。 ツボへの刺激が脳から自律神経、内分泌、痛みなどをコントールする部位に働きかけることで痛みや治療を促す反応。

内臓にダイレクトに反応が起こる
背中には内臓に直結したツボが並んでおり、そのツボを刺激することで内臓の血行を改善したり痛みを軽減したりする。

東洋医学をベースにした
ハリッチの考え方
ハリッチでは東洋医学の考えに基づき、まず気・血・水のバランスを整えます。体が本来あるべき健康な状態へ導くことで体の内側から美しさを引き出し、
肌トラブルやコリ、自律神経の乱れを解消します。

肌は内蔵の鏡
東洋医学では、お顔のどこに吹き出物や湿疹、赤み、皮膚症状などが現れるかで、お身体の健康状態と感情を知る事が出来ます。「顔色」という表現はまさに健康状態が顔に表れていることを明確にあらわしています。

お顔の位置で表すと…
内臓とお顔の位置で表すと肝の症状はお顔の左に、心の症状はお顔のおでこに、胃腸の症状はお顔の鼻の周りに、肺の症状はお顔の右に、腎の症状はお顔のあご、首に位置しています。
ハリッチでは、お身体とお顔の感情には密接な関係があると考え、お肌のトラブルの原因となる、内蔵の調子を整え、次に、局所であるお肌の悩みに対する施術を行い、内面と外面からお肌の悩みを改善させていきます。